今日は「啓蟄」だが雨になった、予想最高気温も7℃と低い。

冷たそうなので氷雨と連想するが、氷雨は空から降って来る氷の粒のこと。

1月30日、雪の日の山茶花

 

「氷雨」…元来は5月以降に発生する雷雨と共に降る雹(ひよう)や霰(あられ)

を指していたが、今日では冬に降る霙(みぞれ)に近い雨を指すように変化した。

3月7日、氷雨に濡れるネコヤナギ

 

「氷雨」で私が一番に思い出すのは、日野美歌さんの演歌「氷雨」。

女性の心情を歌った歌で好きだったが、元は佳山明生さんの歌だった!

3月4日、雨上がりの紅梅

 

「時雨(しぐれ)」…秋から冬の初めにかけて、通り雨のように降る雨のこと。

3月7日、ネコヤナギと二ホンミツバチ

 

「春雨」・・・春の暖かい頃にシトシトと降る雨のことで、

土を潤し、草木を育て、暖かさをもたらす雨とされる。

3月11日、満開のハクモクレン

 

「三寒四温」・・・本来は冬の季語として用いられたが、冬よりも春の方が

起きやすいので、冬から春に向けて暖かくなっていくことと勘違いする人が増えた。

3月27日、菜の花にセイヨウミツバチ

 

「花冷え」・・・この言葉は3月下旬から4月上旬に使われることが多い、

寒の戻りはなかなか侮れず、まれには4月に雪が降ることがある。

4月2日、咲き始めたソメイヨシノ