中洲にある「ニッカバー七島」といえば、全国的にもその名を知られるオーセンティックバー。
その創業者である七島啓さんが亡くなったという記事をネットで見て、何だか胸に込み上げるものがあり、献杯をしに訪問。
何十年ぶりだろう…記憶の中の七島と変わらない雰囲気、でもそこには明らかに時によって醸成された空気感がある。
ジガーバー出身の私には懐かしい、ウィスキーの樽が埋め込まれたバックバーを眺めながらモヒートを。
するとたまたま隣合わせた七島の常連の方が、雰囲気を察したのか先代との思い出話を色々聞かせてくれ、暖かい気持ちで杯を重ねる事が出来ました。
最後には今店を預かる娘の最子さんが、お父様の遺影を見せて下さり、無事献杯。
時が流れても変わらぬグッドバーの体温を感じつつ、お店を後にしました。
七島さん、長い間お疲れ様でした。どうぞ安らかに。
(J)