薬草系リキュールの伝統派として、シャルトリューズと名声を
二分してきたのがべネディクティン

シャルトリューズがスパイシーさを身の上とするのに対して、
こちらはどっしりとした丸みのある味わいが特徴。

今の季節にピッタリの、食後におすすめしたい酒です。


$粋七日記

べネディクティン BENEDICTINE DOM~40%


べネディクティンは1510年、フランス北部ノルマンディ地方の
海沿いの町フェーカンのべネディクト派修道院において開発。

18世紀末、フランス革命により製造中止となるも、1863年に
製法記録が発見され復元に成功したという経緯があります。

原料にはよろい草の根、西洋山ハッカ、アンジェリカ等27種の
ハーブ・スパイス類を使用、18ヶ月のオーク樽熟成を経て
製品化されます。

カクテルとしては断然ブランデーと合わせた「B&B」が有名ですが、
冬にはホットでも美味しいですし、その出自ゆえカルバドスとも
好相性。(個人的には「C&B」と呼んでいますにひひ

ぜひ色々とお試し下さい。


ちなみにラベルに表記されている「D.O.M」は修道院での祈りの言葉、
Deo Optimo Maximo(至善至高の神に捧ぐ)の略。

現地の私企業の発売となった今も、その精神は受け継がれているんですね。

(J)


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