未だに注文をお受けする際に、
「今日はどんなマティーニが出来ますか?」と尋ねられて
「えっ・・・」と口ごもってしまう事があります。
そう、その方がおっしゃってるのは「スタンダード・カクテル
としてのマティーニ」ではなく、「フレッシュフルーツ・マティーニ」
の事で、つまり「今日はどんなフルーツが入ってますか?」と
聞かれてるんですね
ちょうど10年位前から、ジンをベースとしながらも、リキュールや
フレッシュ・ジュースを使った新しいマティーニを生み出そうとする
動きがあり、今やそういった”新感覚マティーニ”もスタンダードと
並び立つまでになりました。
まぁ私のようなオールドタイプは、冒頭のやり取りみたいに
未だにとまどってしまうワケですが(^_^;)それだけ市民権を
得て来ているって事でしょうね。
今回はそんなスタイリッシュ・マティーニの中から、人気の一杯を
ご紹介しましょう。
~コスモポリタン・マティーニ Cosmopolitan Martini~
原形は言わずと知れた「コスモポリタン」。
ドラマ”Sex and the City”から火がついた、ウォッカベースの
カクテルですね。
一方こちらはベースをジンに、キュラソーはグランマニエとなり、
クランベリーとライムジュースは変わらずですが、レシピの配分が
いささか飲み易く振り分けられています。
このカクテルが広まった当初は、「これをマティーニと呼んでいいものか」
といった意見もありましたが、ベルモットが消え去り、リキュールや
ジュースが多用されてても、そこに創造の膨らみがあれば、それは
”マティーニ”と呼んで差し支えないでしょう。
何しろ誕生当初のこのカクテルは、甘口のジンとスイート・ベルモットを
合わせた”ドライ”とは程遠い代物だった訳だし、シンプルなレシピゆえ
各時代に様々な味の変遷を経てきているのですから。
たまにはそんな「カクテルの変遷」に想いを巡らせながら飲むのも
一興かもしれません。
(J)
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「今日はどんなマティーニが出来ますか?」と尋ねられて
「えっ・・・」と口ごもってしまう事があります。
そう、その方がおっしゃってるのは「スタンダード・カクテル
としてのマティーニ」ではなく、「フレッシュフルーツ・マティーニ」
の事で、つまり「今日はどんなフルーツが入ってますか?」と
聞かれてるんですね
ちょうど10年位前から、ジンをベースとしながらも、リキュールや
フレッシュ・ジュースを使った新しいマティーニを生み出そうとする
動きがあり、今やそういった”新感覚マティーニ”もスタンダードと
並び立つまでになりました。
まぁ私のようなオールドタイプは、冒頭のやり取りみたいに
未だにとまどってしまうワケですが(^_^;)それだけ市民権を
得て来ているって事でしょうね。
今回はそんなスタイリッシュ・マティーニの中から、人気の一杯を
ご紹介しましょう。
~コスモポリタン・マティーニ Cosmopolitan Martini~
原形は言わずと知れた「コスモポリタン」。
ドラマ”Sex and the City”から火がついた、ウォッカベースの
カクテルですね。
一方こちらはベースをジンに、キュラソーはグランマニエとなり、
クランベリーとライムジュースは変わらずですが、レシピの配分が
いささか飲み易く振り分けられています。
このカクテルが広まった当初は、「これをマティーニと呼んでいいものか」
といった意見もありましたが、ベルモットが消え去り、リキュールや
ジュースが多用されてても、そこに創造の膨らみがあれば、それは
”マティーニ”と呼んで差し支えないでしょう。
何しろ誕生当初のこのカクテルは、甘口のジンとスイート・ベルモットを
合わせた”ドライ”とは程遠い代物だった訳だし、シンプルなレシピゆえ
各時代に様々な味の変遷を経てきているのですから。
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