昨年位から爆発的ヒットの兆しを見せているのが
『Mojito(モヒート)』。キューバの国民的カクテルですね。
先頃、当店独自の「モダン・スタイルのモヒート」についての記事を
書いたばかりですが(6/9)、それとは別に現在キューバで主流
となっているモヒートについて、私の所属するP.B.Oのセミナーが
開催されたので、行って参りました
今回講師としてお見えになったのはP.B.Oチェアマンにして
日本を代表するバーテンダー、毛利隆雄氏。
氏はまた「ハバナ・マティーニ」の大ヒット(単店で年間1000本以上
の『ハバナ・クラブ7y』を使用)により、毎年キューバに招待される
大のキューバ通でもあります。
元々”混ぜる”の意味のモヒート、そのキューバン・スタイルは
言葉通り至ってシンプル。
(1)グラスに葉ぶりの良いミントを入れ、フレッシュのライム・ジュース、
シロップを注いでペストル(すりこぎ棒状のもの)で軽くつぶす。
(2)ソーダを加え、多めに混ぜてガスを飛ばす。
(この微炭酸が味の決め手なんだとか)
(3)冷凍庫で冷やしたラム(ハバナ・クラブ3y)をドバッと(ダブル量!)
入れて、キューブアイスを加える
これだけ
ニッポン流の手の込んだモヒートに比べると、驚くほど簡略化されている
様に感じますが、この「マイルドな感じ」はまた格別
病み付きになりそうな仕上がりです。
ちなみにご当地ではアンゴスチュラ・ビタースを加える人も多く、
そちらは『モヒート・クリオロ』と呼ばれているんだそうです。
若干の苦味が味に奥行きを加え、こちらも美味でした
これからの季節にますます加熱しそうなモヒート、たまには
本場キューバン・スタイルでも召し上がれ
*MORI BAR
東京都中央区銀座6-5-12
銀座千代田ビル10F
TEL 03-3573-0610
(J)