長くなっていますが、前の投稿の続きです。

 

私は神社に参拝しますが、”呼ばれる・引き寄せ・(スピ系が使う)龍神”などの言葉は嫌いですし、”スピリチュアル”という言葉も普段は使いません。

 

子宮系スピリチュアル(エセスピリチュアル)について書いているブログなので、タイトルには敢えてスピリチュアルという言葉を使用しています。

 

では、続きを書いていきます。

 

 

 

 

宮司の声がかすれた理由

祈祷中に声がかすれていた理由を聞くと、御霊が上にあがれずに浮かばれていないと声がかすれるのだそうです。

 

拝殿の微振動ときしむ音については、私が想像している通りの理由だということでした。

本能で生きていると繋がりやすい

「あなたは本能で生きてるでしょ?」

 

S宮司が突然言いました。

 

確かに、私は即断即決即行動で何かを決めるとすぐに身体が動き出します。

 

S宮司によると、感覚で生きている動物的な人は神様や頼ってくる御霊などと繋がりやすいそうです。

 

「修行をすれば、あなたも”こちら側”になれるかもしれないですよ?」

 

S宮司は言います。

 

誰かの運命に関わったり、因縁を断ち切ったり、お祓いをするって、簡単なことではないから私には荷が重すぎると、S宮司の問いに答えました。

 

「そうだよね。精神的にも肉体にも相当負荷がかかるから、やらない方が良いよね。」

 

「でもね、こうやって親族でもない御霊を、お金を払ってまで助けたのだから、これからあなたには似たようなことが起こりますよ。」

 

へ?何で?

 

不思議そうな顔をする私。

 

その後はS宮司から、似たようなことがこれから起こる理由や、色々なお話を聞くことができました。

本物は宣伝しなくても信者が集まる

S宮司の神社は山の中に鎮座し、”地域の氏神とは違う特別なお宮”ということで、氏子地域がなく崇敬者の奉納だけで存続してきました。

 

ところが、S宮司が別の神社から今の神社に就任した際、参拝者はほとんどなく、神社を維持するのが難しい状態だったそうです。

 

宮司に就任し、地道に崇敬者や参拝者の教化を続けた結果、今では禰宜さんと権禰宜さん、ほか複数の職員にまともな額のお給料を払えるようになったとか。

 

神社が暇だとされる時期の平日でも、休みなくご祈祷が入ったり、私が社務所にお邪魔している間にも、地元の方や全国各地のナンバーの車で参拝者がやってきます。

 

最初はTwitterで見た神社猫や御朱印目当てで来ても、そのうちの少数が教化できて真剣に信仰するようになり、徐々に崇敬者が増えているとのことでした。

 

私もS宮司の神社をTwitterで知り、神社猫に会いに行ったのですが、気付いたらガチの崇敬者になっていました。

 

今では、恐れ多くも「家族同様だと思ってお付き合いしている」と仰っていただき、共通の趣味のイベントに同行したり、プライベートでもお付き合いしています。

壱岐島の神社について聞いてみた

雑談の流れで、変なスピリチュアルが多いという話になり、何でも龍神にしたり、神様に呼ばれると言うヤツはアホだという話に。

 

ついでに、子宮系スピリチュアルの教祖が自宅に金儲け神社を作ったこと、結婚した男嶽神社の宮司が詐欺で集めたお金でヒモ夫として暮らしていることを聞いてみました。

 

S宮司によると、

 

自宅に神社を作るのは、よほどの理由がない限りやらない方が良い。

 

本来は固定されていない神様を人間が勝手に神社に固定するのだから、まずはどんなご祭神をお迎えするかを定めてから、相応しいお社を準備するのが筋。

 

島の神様を無視して、無礼なお社に無理やり降ろされたから正神が入っていないかもしれない。神社を作った土地にかかわる全ての物に祟る可能性もある。

 

エセスピリチュアルの金儲けに加担する男嶽神社の宮司は論外。

 

同じ神職として語りたくもないとのことでした。

 

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まだまだ書きたいことはありますが、こういった話はガチで運営している神社サイトに掲載しています。

 

このブログでは、あまり書かないようにします。

 

なお、S宮司の神社の名前を出すと迷惑をかけそうなので、西日本に鎮座する神社とだけ書いておきます。

 

神社が好きな皆様も、しっかりしたご縁でつながる神社に巡り会えますように。