私の心を100%満たしてくれる
ただ1人の掛け替えのない人を
失った…
夫とよく行ったホームセンターに
行った帰り道
そう気づいて
今日の涙が溢れだした。
今も毎日
どこかで泣いている。
振り返れば
空っぽになった心を埋めようと
思いつく限りの事を
やってきた3年半だった。
今はどれくらいか
埋まっただろうか。
少しぐらい埋まったとしても
それほど変わりはしない。
それは仕方ない事。
ただ気を紛らしているに
過ぎないのだから。
夫がいた頃から
必ず行っていた
義母の住む家に
今年のお正月も行ってきた。
義母は私の悲しみを
理解し
共有し
勇気づけてくれる
唯一の存在。
今年の義母からのお土産は
シクラメンの鉢植えと
義母手作りの
番の兎。
そのシクラメンが植った鉢が
白いプラスチックだったから
ホームセンターに行って
ダークグレーの
陶器の鉢を
平日モードになった今日
買いに行ったのだった。
二人でいても
同じようにホームセンターに行って
同じ鉢を選んでいただろうね。
そんな些細な日常が
どれだけ幸せだった事かと
身に染みて思う。
番の兎が
私の座るソファの隣の
棚の上に鎮座している。
君らは、いいね。