推しに会ってきました その5 | 絶望から這い上がった女のブログ

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ほんの2年前は死にたがっていた
絶望にふるえ、男を追いかけ、男に捨てられ
性欲がなくなり、でも恋はしたくて
今は孤独、ではなく、楽しい自由気ままな一人暮らしと言えるよう頑張っています

バイトから帰宅

 

後半長かったし

 

お腹すいたし

 

色々書きたいエピソードも生まれたけど

 

まずは推しの話の続きを書かないと気が済まないので

 

書きますね。

 

 

アーサナ(いわゆるヨガのポーズをとるような体を使うヨガ)の前に

 

お話たっぷりだったレッスン。

 

ようやく1時間15分後にアーサナへ。

 

きたーーーーー

 

 

私の肩甲骨触ってもらって

 

待ちに待ったエア挿入。

 

尊すぎるのか

 

 

そっち系のカラダの反応がない自分。

 

すごい、もう性欲を超えているのね。

 

それがなんか嬉しかったな。

 

 

たっぷりレッスンをやって、

 

シャバーサナ。

 

私はあんまり好きじゃない。

 

でも

 

今回はシンギングボールをヨガ男が演奏したのだ。

 

初めてのこと。

 

きゃーーーーー

 

 

 

なに?

 

何が起こってるの?

 

 

 

なんと、私の体の中の水分が揺れているような

 

完全に振動している感覚。

 

なにこれ???

 

 

私は今まで、クリスタルボウルも、シンギングボールも、体験してきた。

 

お腹で受けたり、寝ながら耳元でやってもらったり、コンサートに行ったり。

 

なのに

 

こんなの初めて、レベルで体が振動したのである。

 

 

彼がかなでる、くるくるまわす倍音に完全にシンクロして私の体が震えている。

 

頭の先から足の先まで

 

なにこれなにこれ

 

てかどうやってるの

 

見たい

 

見たい!

ヨガ男が演奏している姿が見た過ぎる。

 

でも、私だけ体を起こしたら変だし

 

この揺れを楽しみたい。

 

 

音楽のような演奏方法ではなく

 

ひたすら単調に音が鳴り響いている。

 

 

 

そろそろ終わる。

 

 

よし、みよう

 

あれ?

 

演奏が終わったのに、まだ体が振動している。

 

私の中の細胞がすべて

 

 

揺れている。

 

体験したことのない世界。

 

これって私の力?

 

それとも、このレッスンうけている全員が感じてるの?

 

隣の人に聞きたい

 

聞きたい

 

 

完全に揺れが止まるまで、ヨガ男は何も言わなかった。

 

そしてゆっくりと体を起こし、最後の呼吸。

 

涙が出る。

 

終わった後隣の人を見たら隣の人も泣いていた。

 

 

私以外全員先生で、そんな感じの人ではなかったのに。

 

しかもその人は初対面だったし、ヨガ男と。

 

 

本当に素晴らしい世界。

 

 

唯一自分がダメだなって思ったのは

 

その泣いていた私の隣の人にも結構長くエア挿入していて、それが悲しくて

 

思わず目を閉じてしまった。

 

自分だけが特別なわけがないのに、その人がスタイルよく美しく、年齢も40歳でヨガ男にぴったりだったせいかもしれない。

 

 

あー

 

推しなのに

 

こんな気持ちになったらだめなのに。

 

最高の時間だった。

 

 

そして

 

ランチになった。

 

 

同じ部屋で端によけられていた机を戻し、ランチの準備。

 

 

ここでも、ありがたいことにヨガに引き続いて、ヨガ男の真ん前に座ることができたのだ。

 

 

ランチも私は端にいた。

 

なのに、先生(ヨガ男よりそう呼びたい気分)が、

 

「陶子さん、そんなところ座ってないで、こっちに座ってください。ほら、もうランチも来たし、あったかいうちに食べましょう」

 

ランチは一度に出せないということで、

 

私が座っていた方にはまだ来そうにもなかったせいかもしれない。

 

そして、私が座ったその前に、先生が

 

「ここ座っていいですか?」

 

とちょうどやってきたおやじに言って座ったのだ。

 

きゃーーー

 

また真ん前で先生の顔をおがみながら過ごせるの?

 

飛行機で来てよかったわー