5.28 若手議員さんたちとの勉強会

 5.28(火)、 この映画に関心を寄せてくださる議員さんの声かけにより、美濃加茂市・富加町の若手議員さんたちと映画・防災に関する勉強会を行いました。

 

 参加されたのは美濃加茂市の亀井滋昭議員・高井実枝議員、富加町の林由香里議員の三氏で、私が主に2冊の関連書籍で知りえた知見と、この映画に関わって私なりに得られた「学び」についてお話させていただきました。

 

 皆さんからは、「緊急時の行動原理とされる『プロアクティブの原則』はほかの場面でも有効ではないか」、「大川小事故の際、『津波はここへは来ない』と言った地元区長の責任はどうなるのか」、「教職にいた経験から、こうした意思決定においても人間的な力関係が作用して公正な結論を出しにくい状況があることは否めない」、といった受け止めや質問があり、有意義な勉強会となりました。

 また、私からは「事故後、教育関係ではそれなりの対応がなされているようだが、一番気になっているのは民間企業や教育関係以外の公的機関。防災を想定したマニュアルの整備や避難訓練が行われているかをチェックする法制度はなく、結局経営者らの意識の問題になってしまう。そのためにもこの映画は企業経営者や管理責任を持つ人たちに観てもらいたいと思っています」と申し上げたところ、そうした層にもできる限り働きかけていく、とおっしゃっていただき、意を強くしたところです。

 勉強会は暴風雨のなか、熱心ななかにも和気あいあいとした雰囲気で進み、結局2時間近くにも及びました。

 また、私も含めた全員が”防災士”資格の取得に関心があり、今年11~12月に行われる予定の講習会を受講しようと確認しあったところです。

 

 私として、こうした動きが広まり、彼ら議員さんたちのこれからの活動に資する点が少しでもあれば望外の喜びであり、この場を借りて、改めて敬意とお礼を申し上げる次第です。