この上映会について、なんと、上映場所である美濃加茂市ならびに富加町の「後援」がいただけることになりました。「なんと」と言ったのは、この裁判で敗訴したのは「石巻市」であり、いくら遠いところの話とは言え、同じ微妙な立場にある行政から、なんらかの支援がいただけるとは思ってもいなかったからです。2週間ほど前、ほんの「ごあいさつ」のつもりでお話しに伺ったところ、私の話を大きくうなずきながら熱心に聞いてくださり、最後は「市として何ができるか上司とも相談するので少し時間をください」との課長さんのことばをいただきました。市教委においても「他の部署ともからむ話なので関係部署と協議します」と、好意的なお返事をいただきました。そして先日電話があり、本日「決定通知」の文書をいただきました。

 美濃加茂市と富加町で通知文書の表題は違いますが、ともに日付は4月9日付けで、平たいことばで言えば「後援決定通知」ということでいいと理解しています。

 『この地域に住んでいて良かった』と思えました。映画に出てくる市側の不誠実な態度とは違って、どの職員さんも誠実で協力的で、感謝に堪えません。

 本日、書類を手渡してくれた直接の担当のKさんが、「すでに何か所かから問い合わせもきており、『いい映画なのでぜひがんばってください、とのことでした』と言われたときには、不覚にも涙が出そうになりました。

 

 一方、配給元を通じて、担当された吉岡弁護士からも先日、おことばをいただきました。刈谷日劇のロビーで、二言三言ことばを交わしただけなのに、「自主上映を考えています」と言った私のことを覚えていてくださり、遠い仙台の地から、こんなことを言っていただきました。

 

 

 

 この先生には、上映会最後の会場でオンライン出演していただくことにしていますが、果たしてそのとき、先生にどんな景色が見せられるのか、どんな話ができるのか、それを楽しみに、あとちょうど100日間、取り組んでいきたいと思います。