こんにちは、かねこです。
少し日が空いてしまいました
年末年始は、彼と一緒に知り合いのお宅にお邪魔しておりました。
知り合いとは、学生時代にバイトをしていた飲食店の常連のご夫婦です。
どんな関係?!とよく驚かれるのですが、バイトを始めた10代の頃から大変可愛がっていただいておりまして。
バイト時代も就活の時も社会人になってからも、よく飲みに行ったりお宅に遊びに行ったりしています。
飲み友達であり、よく相談にも乗ってくれる、良き姉さん兄さんです
私も彼ももりもり食べるので、お鍋いっぱいのおでんを用意してくださいました
(全部食べました笑)
祝酒に舌鼓。
奥さま(呼び方あれですが)もお料理上手なのに、それを上回る旦那さん
なますも松前漬も味が濃くないのにバチっと決まっていてさすがでした。
泊まらせていただいて、翌朝はお雑煮と田酒のnew year bottle
松前漬のにんじん、味噌漬にしてから作ってるんですって。
そう簡単に真似できなさそう
さて、そんなこんなで地元へは世間の皆様から少し遅れての帰省となりました。
突然ですが、私の出身地、なかなかな田舎なんです。笑
町で唯一のコンビニに行くのさえ車でだいぶ時間がかかる、そんな場所です。
好きですけどね。
季節毎に変わる草と土と風の香り、空の広さや星の多さ。
どれも今暮らしている東京ではなかなか感じることのできないものです。
帰省して近所を散歩していると「あら〜かねこちゃん、帰ってきてたの。」と車で通った知り合いが声をかけてくれ、唯一のコンビニに行くと友達や友達の兄弟が必ずいて「お〜久しぶりー!帰ってきてたの?」と世間話が始まります。
私は高校入学時に"将来は東京に行く"と決めましたが、小中の友人たちは殆どが地元に残っています。
それくらい良い町(村?w)なんです、本当に。
ただ、語弊を恐れずに言えば、
「 家族が笑顔で、今日食べる食事に困らなければ、それでいいじゃん?? 」
という雰囲気が流れているように感じるのです。
その空気感が、温かく柔らかな時間の流れが、ホッとすると同時にどこか少し辛くて、ずっといたいようなすぐに出て行きたいような気分になります。
結局、大体いつも後者の感情が勝ってしまって、予定より半日〜1日早く東京に戻ってしまう私。
ごめんよパピー。
地元に残って生活をしている彼らを羨ましいと思っているのではありません。
ただ、そういう幸せもあったんだよな、と。
こちとら利鞘1bpを削り出すために日々泡吹いてるんですけど...、と。
なんでしょうね、地元でふやけたらもう東京に戻れなくなってしまうと感じるからでしょうか。
もしくは、全てが筒抜けのような雰囲気が安心にも過干渉によるストレスにも感じているのかもしれません。
東京駅に着くと、
「ああ、やっと帰ってきた。」
と安心します。
地元はもちろん帰る場所ですが、私にとっては東京も"帰る"場所です。
年始に東京駅のホームでキャリーケースを引く人たちは、"また闘いに戻ってきた田舎者"の同志のように思えてしまうんですよね
がんばろうナ〜〜
こう書くと、東京は自分にストレスをかけて頑張らなくてはいけないところ...というように思われてしまうかもですが、私にとっては違います。
〇〇さんちのかねこちゃん、ではなく、東京は実力で評価してくれるから。
私の肌にはとても合ってるんです。
頑張ることって、頑張り方を間違えなければ精神衛生上とても良いですし。
私が上京を決めたとき、地元に残る友人がカラオケで槇原敬之の「 遠く遠く 」を歌ってくれたんです。(JKのくせに渋w)
あの時は、上京する私へのエールだと思いました。
地元忘れんなよ!頑張れよ!って。
ただ、この歳になって、
「 僕の夢を叶える場所は この街と決めたから 」
という歌詞に、グッと来てしまいます。
私の場合は、夢とかそんな大層なものじゃないんですけど。ただのOLだし...
でもやっぱり、ここで頑張ると決めたから。
そして東京がとても好きな街になったから。
もうちょっと自信を持って地元でゆっくりできるように、東京で元気に頑張ろうと思います
遅くなりましたが、みなさま本年もどうぞよろしくお願いいたします。
健康第一に、そして何より楽しんで、今年も過ごしていきましょう〜