名古屋 『ガーデンレストラン徳川園』
味 ★★
雰囲気 ★★★
料金 ★★
サービス ★★☆
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名古屋・徳川美術館内にある『ガーデンレストラン徳川園』。
『GINZA ZETTON』『神南軒』『ORANGE』『shiokara』『ALOHATABLE』等、
〝大人のラグジュアリーダイニング〝を展開してきた〝㈱ゼットン〝が
『2004年~から運営するレストランです。
徳川園は、かつて徳川御三家筆頭である尾張藩二代目藩主光友が、
隠居所「大曽根下屋敷」に移り住んだことを起源とした庭園ですが、
2004年開催された『愛・地球博』を機に再生された注目スポットです。
エントランスは歴史ある庭園らしく、和風の門が設けられていました。
この門を潜るとそこには、とても素晴らしい空間が用意されていました。
迎賓館を移築した歴史的建造物である蘇山荘を利用した、
ウエイティンぐルームに通されました。
流石は迎賓館として造られた施設だけって、その重厚な造りは格別で、
訪れる者を〝高貴な気分〝にしてくれました。
この雰囲気、広尾にあった伝説の店『HANEZAWA GARDEN』を
彷彿させる、とっても素晴らしい雰囲気でした。
エントランス付近に設けられた、雰囲気が素晴らしいカウンターバー。
この席でウイスキーを楽しんだら、どんな疲れた心と体でも直ぐに
休まる事でしょう。。
メインダイニングの眺望の良さに悠久な時を過ごす事が出来ました。
蕪のプレゼ添え もろみのソース』
丁寧に焼きあげられた白子のフリットを、もろみで作られた生クリーム
風味のソースでいただく一品。
ほのかに感じる柚子の風味が、味を爽やかにしていました。
『生ハムとピエ・ド・コションのタルタルに焼き葱のアスピックゼリー』
細かくスライスさらた生ハムと、豚の足で作られた〝ピエ・ド・コション〝
を混ぜた一品。
カリフラワーにブイヨンを加えて煮込み、ミキサーでピューレ状に
仕上げる事で、カリフラワーのほのかな苦みを感じられる味わいに
仕上げられていました。
『本日新鮮魚のディアブル風 イベリコ・べジョータの生ハム添え
パセリのピュレとアンチョビのバターソース』
通常豚肉や鶏肉で作る事が多い〝ディアブル(小悪魔風)〝ですが、
今回は白身魚のスズキで作られていました。
パン粉にパセリを混ぜ込む事が多いディアブル風を、あえてパセリの
ピュレにした事で、よりパセリの風味が、白身魚の淡白な味に丁度いい
アクセントを与えていました。
オレンジとエシャロットのビネガーソース』
メイン料理2品目は、三元豚を焼きあげたものに、エシャロットから
作られたソースをかけた一品。
焼き加減が抜群で、噛む毎に三元豚の良質な脂の旨みが、爽やかな
風味のソースと合わさって、豊潤な風味が口の中に広がります。
≪最後に≫
エントランスから敷地全体までに、高貴な〝和風造り〝を感じる事が
出来るレストランはとても久し振りでした。
以前、東京にも『HANEZAWA ガーデン』という私の記憶の中でも
一番の雰囲気を持っていた、最高のレストランがありましたが、
今回それを彷彿させる、最高の雰囲気を感じる事が出来ました。
料理は、全体的に、もう少しバランス感が欲しいかな??っと
思いましたが、料理を楽しむ重要要素である〝雰囲気〝が、
料理に最高の味付けをしていました。
名古屋に行った時には、是非訪れてみては如何ですか。。
--shop data--
店名:『ガーデンレストラン 徳川園』
所在:愛知県名古屋市東区徳川町1001
電話: 052-932-7887
営業時間:11:00~14:00(L.O.)、17:00~23:00(L.O.22:00)
定休日:不定休