お台場 『リストランテ OZIO （オッツィオ）』

味　　　　　　　　　　　☆☆☆☆

店の雰囲気　　　　　☆☆☆☆

サービス　　　　　　　☆☆☆+

全国に高級会員制リゾートホテルを展開し、長きに渡り業界のトップ企業

として君臨する『リゾートトラスト』が、新たな試みの都市型アーバンリゾート

として2008年、お台場に開業させたのが『東京ベイコートクラブ』です。

ホテル会員権システムなので、利用するホテルの一室を購入する感じ。

会員になるには、かなり高額ですが・・・、

その特徴的な外観は、お台場の中でも一際目立っています。

実はあまり知られていませんが、建物は2つの棟から出来ていて、

一棟は『東京ベイコートクラブ　ホテル＆リゾート』として運営されており、

もう一棟は『ホテルトラスティ東京ベイサイド』として運営されています。

『ホテルトラスティ東京ベイサイド』は、普通のビジネスホテルとして

運営されていますので、グレードはかなり落ちますが、

一般のゲストでも利用する事ができます。

『東京ベイコートクラブ』の会員向けに4つのレストランを用意されており、

そのうちの『リストランテ　OZIO』だけが、一般のゲストでも利用できます。

OZIOとはイタリア語で「優雅な暮らし」の意味。

店内は回廊式になっていて、天井からは無数のスワロフスキーが

吊下げ下げられいて、店内を優雅に彩っていました。

幼少の車海老である才巻海老を、旬の野菜とバルサミゴを使った

ソースでいただく一品。

旬の才巻海老は甘みが濃厚で、初春を感じる一品でした。

ほうれん草やキャベツ等を使った緑のスープです。

見た目はチョッと・・・・っと感じましたが、味は野菜の旨みが詰まった、

とっても優しい味のするスープに仕上がっていました。

羊の乳から作るペコリーノを使用したカルボナーラパスタです。

少し太めのフェットチーネに濃厚な風味のソースが絡み合い、

口の中に豊潤な旨みが広がる一品でした。

タスマニア産のサーモンと五穀米を使用したリゾットです。

サーモンはもう少し火を通したほうがバランスがいいかなぁ～っと

感じましたが、五穀米のリゾットは芯の残り具合が絶妙でした。

コース料理の最後に、これだけの量のドルチェ。

因みに、なんとこの量で一人分。

プレート全体を五線に見立てて、各お菓子が音符を表現した、

シェフの遊び心を感じる、とっても素敵な一品でした。

東京ベイエリアで、チョッと優雅なひと時を過ごしたい時に是非！！

東京都江東区有明3-1-5

東京ベイコート倶楽部 ホテル＆スパリゾートLF

03-6700-0210