15歳の誕生日
本当に久しぶりの投稿になります。2019年のお誕生日から4年ぶりとは…。今日4月22日は、小梅の15歳のお誕生日でした。盛大にお祝いする予定でした。しかしながら、もう少しで誕生日という先月3月29日、14歳11ヶ月で虹の橋を渡りました。長い間ブログを放置して、突然のこのようなご報告をお許し下さい昨年の8月に体調を崩し、かかりつけ医から紹介され、設備の整った大きな病院に連れて行きました。すぐにいろいろな検査してもらい、脾臓にできた腫瘍が破裂してお腹の中で出血していることがわかりました。すぐに脾臓摘出の緊急手術を受けました。手術は無事に成功し、一週間足らずで退院することもできました。しかし組織検査の結果、告げられた病名は悪性の血管肉腫。肝臓にも転移が見られました。その後の治療をどうするか悩んだ末に、抗がん剤治療を受けました。小梅はつらい抗がん剤治療を本当によく頑張りました。おかげで腫瘍の大きさも小さくなり、数も減り、回復の兆しが見えていた矢先、年末に膵炎を発症してしまいました。お薬も療法食も小梅にとって、本当に試練だったと思います。食べることが大好きな小梅に、何でもは食べさせてあげられないのは私も辛かった。追い討ちをかけるように、今年の2月には右目が難治性角膜びらんになり、エリカラ生活。それでも毎日目薬も頑張って、目も良くなりつつありました。保護のため付けていたコンタクトレンズが高い高いと私が嘆くもんだから、付けたまま逝ってしまいました。少しは覚悟していたつもりでした。でも急変からあまりにもあっという間で、私の気持ちが現実に全然追いついて行きませんでした。1ヶ月近く経った今でも、小梅の姿を家の中で探してしまう自分がいます。最後まで小梅は本当に立派でした。やつれていく姿を見せたくなかったのでしょうか。私たちにこれ以上負担かけたくなかったのでしょうか。何よりも美味しいものたくさん食べたかったのかもしれません。あーすればよかった、こんなことしなければよかったと、いろいろな後悔が襲ってくる毎日です。それでも、最後までお散歩に行けたこと。大好きなお家で最後が迎えられたこと。そして、穏やかな最後だったことが私たちにとっては救いです。虹の橋を渡り、痛みや苦しみから解放され、美味しいものお腹いっぱい食べて、お空組のお友達と楽しく走りまわっていることでしょう。今日はお誕生日の大パーティーかな。小梅が我が家にやってきて始めたブログ。これが最後の投稿になります。ブログをご覧いただいたみなさん、本当にありがとうございました。