
【第1話あらすじ】
宇崎愛子(石原さとみ)は二十歳。この春、念願のアパレル会社に就職が決まった。しかも、配属されたのは社内の花形部署で、愛子も憧れていた広報室。そこは、最先端の洋服がディスプレイされ、洗練された着こなしの女性社員やスタイル抜群のモデルたちが颯爽(さっそう)と行き交う、まさに夢のようなきらびやかな世界だ。出社初日。愛子は、胸躍る気分で、誰彼構わず「おはようございます!」とあいさつをして回る。と、そこへ「宇崎愛子をよろしくお願いします」と、聞きなれた声が。なんと、愛子の父親・宇崎賢太郎(時任三郎)が、スタッフにあいさつの紅白まんじゅうを配っているのだ。親の当然の役目とばかりにふるまう賢太郎を、顔を真っ赤にして止める愛子。そんなふたりのやりとりに、社員たちも唖然(あぜん)となる…。
広報室には、愛子のほかに同じく新人の三浦誠二(田口淳之介)も、配属になっていた。初日から、賢太郎のせいでハジをかいた愛子と上司の槙原環(白石美帆)に怒られてへこんでいた誠二は、なんとなく心を通わすように。就業後、自然な流れで誠二から食事に誘われるが、愛子はそれを断り急いで帰宅していく。
実は、愛子の家には「門限6時。男女交際禁止。外泊なんてもってのほか。あいさつは忘れずに」という、賢太郎が決めた家訓がある。愛子が幼い頃に他界した妻の分も、娘を愛そうとする賢太郎の思いが詰まったもので、愛子も20年間、これを守ってきた。しかし、社会人になった今、家訓に縛られず仕事も恋愛も自由にしようと決めていたのに、どういうワケか、カラダが勝手にそれを守ってしまうのだ。
翌日、愛子が出社すると、スタッフが慌てて社内を片付けている。“ゴーマン”と呼ばれる凄腕(すごうで)の室長・鳴海駿一(小泉孝太郎)が、出張から戻るというのだ。と、そこへ、高級スーツをビシッと着こなした鳴海が登場。愛子と誠二も新人として紹介されるが、愛子のいでたちを見た鳴海は「センスがない」と、痛烈なひとことを残してその場を去る。 大きなショックを受けた愛子は、自分の垢抜けないファッションを後ろめたく思い、勢いで入ったショップで30万円分の洋服を衝動買いしてしまう。これを知った賢太郎は、返品してこいと怒るが、愛子は、自分のお金で何を買おうと勝手だと言い返して、部屋に閉じこもってしまう。 その頃、社内で、あるデザイナーと提携し、子供服ブランドを立ち上げる計画が持ち上がり、それに関連したパーティーが高級リゾートホテルで催されることに。社員たちから新人は関係ないと言われた愛子だが、なぜか鳴海の意向で参加できることになり…。
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