じいちゃんは、現在、生き活き家に週5日利用される様になった。生き活き家で一日寝ている時もあれば、元気すぎて手の付けられない時もある。元気な時は、食事の時も「もっと口にいれろ~、かきこんでくれ~。」という具合に介助に危ない注文をつけてくる。言い出したら止まらない。先日、この調子で注文どうりに介助していると、案の定、のどに何かが詰まり、一瞬で顔が青ざめた、「やばい!!」とすぐに背中を強いタッピング、のどの奥に指を突っ込み、中の物をかきだす、吸引、ハイムリック、必死に続ける。次の瞬間、大きな咳と一緒に平天がのどの奥から飛び出してきた。「出たっ。」じいちゃんが言った。

 普通、その後は、食事を中止したいところだが、このじいちゃんにそんなことは通用しない。半分以上残っていた食事を完食してしまった。


 100歳まで生きるじいちゃん、さすがに只者ではない。


 と、現在はこんな感じに元気に過ごしております。家族さんには、非常に感謝の言葉をいただいているのですが、いやいや、僕たちは何もしていない、ただただ、じいちゃんの言う通り付き合っているだけだ。

ただただ、100歳じいちゃんの生きる意欲に日々感心し、学んでいます。

  

これからも、うちの職員を末永く、じいちゃんのその圧倒的なパワーで振り回してあげてほしいものと願っております。