こんばんは(╹◡╹)まりをです。

今日はよく降りますね。明日はサークル活動をしている公民館の文化祭ーミニコンサートの日なので、雨がやんでくれるといいのですが…

明日のコンサートで、キーボードサークルは4曲演奏します。

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この中の荒城の月ですが、こちら中学唱歌としても親しまれている作詞土井晩翠、作曲滝廉太郎の名曲です。

今でも中学校の音楽の教科書にビートルズの「イエスタディ」や、クイーンの「ウィウィルロックユー」と肩を並べて載っていて、学習されているようです。

っていうか、クイーンとか教科書に載ってるほうがちょっと驚きではありますが。

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この「荒城の月」歌詞が見事なのは言うまでもありませんが、今回はキーボードでの演奏なので、作曲の素晴らしさを再認識しました。

4拍子で4分音符の並ぶ実にシンプルな曲なのですが、なんとも言えない切なさと哀愁の漂うメロディーがたまりませんよね。

でもこの私たちが弾いている荒城の月は、のちに山田耕筰の編曲したものなのです。
じゃあ滝廉太郎が作曲した原曲って?
と調べていて今さらですが、原曲には3小節目の4音目にシャープ♯がついていたことを知りました。

山田耕筰が♯をとったのには、より日本的な曲調にするためなどの理由があるのですが、理由はともかくも、シャープをつけて弾いてみて驚きました。
さらに悲しく切ないのです。
♯1つで音楽ってこんなに違っちゃうんだ!一曲の中にたった1つですよ!

そう思ったら1音1音の音を大切に演奏しなければいけませんね。

とはいえ、キーボードサークルの皆さんはまだまだ黒鍵を弾くのは苦手。楽譜にシャープが付いていても忘れることもしばしばです。だから山田耕筰先生に感謝!

公民館のコンサートの観客の皆様は平均年齢がちょいと高めの人生経験豊富な方々です。

そんな人生のわびさびも知り尽くしたみなさんの心を、シャープなしの荒城の月でわしづかみにできるように、心を込めて演奏したいと思います。ラブ