2020年もよろしくお願いいたします (CFA & Stage) | 情熱ワインの造り手 やりたいことに生きる30代からの転身

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ワインとは関係のない企業で働いていた38歳が、 ワイン造りの夢をかなえるため、想い、人生の決断、 日々感じたことを通じた取り組みをお伝えしていきます。

2020年もよろしくお願いいたします】
CFA 6ème semaine、Stage 13、14ème semaine
 
一カ月ほど空いてしまいましてすみません。
2020年もよろしくお願いいたします。
 
フランスで新年を迎えました。
 
満天の星空を眺めて始まった2020年。
空気も澄んでいて
星が落ちてきそうなほど。
 
自然に一層近くなり、
ボーヌもとても心地良いところ。

ランニングでも足腰をしっかり鍛えられそうです!
 
そして新年早々我が家にアイツがやってきました。
白くて水を飲むだけ飲んでクルクル廻って吐き出すアイツがです。
 
そう、「洗濯機」
 
フランスの洗濯機は縦ドラム式が一般的で、その中でも省スペースのものを。
 
2層式の半分忘れたんじゃないかみたいな外見ですが、中で縦ドラムが回り、脱水までやってくれる優れものです。
 
さっそく配管して、胸躍らしてスイッチおーん♪
これでコインランドリーに行かなくても済むな~なんて鼻歌交じり。
 
でも、そうは問屋が卸さないわけです。
なんせフランスですから。
 
すすぎまではいい感じだったんですが、脱水に入った頃から様子がオカシイ。
ガタガタと激しく上下に跳ねだして、
尋常じゃない動きに
 
スポッチャのロデオマシーンか!とツッコんでいる間に、徐々に前に歩いてくる始末💦
 
本体が60キロもあって、上から体重かけて押さえているのに、びくともしない。
 
毎回こんなことに。。。
今年一番の恐怖。
 
「これが連〇の白い悪魔か。」
 
なんて言ってないとやってられない。
まったく新年早々ついてない。 
 
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さて年明けからドメーヌでは、2018年のワインの瓶詰(mis en bouteille)が始まりました。
 
瓶の洗浄、ワイン詰め、コルク打ちは機械がやってくれるのでカーヴにワインを降ろして、お兄ちゃんのヴァンソンと並べていきます。
 
規則正しく積み上げられていくワイン
新品のボトルがキラキラと輝いて美しい。
 
キレイだって話をしていたら、
シゲルの家の壁のデコレーションもこれにしたらって。
1,000本のワイン買わなきゃじゃん(笑)
 
なんて冗談を言っていたら
ついに落として、、、割ってしまいました。
一本だけだったけど。
 
ドメーヌのみんなは
そうやって成長していくものだから気にしないでって。
とても優しい。
 
とはいえ、スゴイ自責の念。
 
ワインを割るは初めての経験で
値段云々ではなく、もとに戻せないからということでもなく
 
ワインにするまでの大変さを少しだけど経験してきたから
たった一本であっても大切にしたいし
 
このワインがどこかのテーブルに届いていたら
心温まる時間を共にできたかもしれない。
 
そんな過去と未来を奪ってしまったこと。
 
こんな罪を繰り返さないよう
肝に銘じて。
 
さて、2019年のワインは、3つのキュベを除いて赤白ともにマロラクティック発酵が終わりました。
引き続きouillage(樽熟成中に目減りしたワインを継ぎ足す)していくようです。
 
なので、仕事のメインは畑仕事になってきています。
taille(剪定)、役目を終えた樹を取り除いたり、地質改善のために肥料を撒いています。
 
やはり一番の関心事は、taille。
少しずつですが進歩しているとは思います。
昨年の剪定者からのメッセージを受け取り、来年の収穫、将来の樹形を考えながら枝を残していますが、
春夏にどのように生育していくかを確認してみて、より良い剪定につなげたいと感じ始めています。
 
 
明日から1週間は学校に行ってきます。
では!!
 
P.S. 洗濯機は運搬用の補助ボトルが背面に留められていて、それを外したらジム並みに大人しくなりました(笑)

 

ランニング中風景。良い運動になります。

 
白い悪魔です。工事現場のような音を出して手前に歩いてきました。
 

日本にあっても良さそうなのに

 
 
Embouteillage瓶詰め用の機械
 

キラキラして美しい

 

トラクター後方から肥料が撒かれます。

 
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