今日は虹の日、でも梅雨空が続きます。

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雨上がりの虹をはやく見たいですね。

 
訪問リハビリの作業療法士さんから妻に、
ベッドで横になっている時はウトウトしないで、できるだけラジオか音楽を聴くようにして下さいとアドバイスがありました。
 
妻はベッドサイドのミニコンポで大好きなブラザーズフォーのCDを流していますが、今日はフラガールを聴きたいとリクエストがありました。
照屋実穂が唄うフラガール~虹を~が流れると自然に妻の指先が滑らかに動いていました。
 
・・星の見えない夜には 夢見るのさ目を閉じて・・♪」の歌詞とを表す指の動きは、フラダンスの指の動きの意味を知らない私にも何となくわかるような気がしました。
 
コップを持つ手が震えて溢しそうになる妻ですが馴染んだ曲が流れると自然と指先が動き始めるのには驚かされました。
 
妻がこの病気の症状を感じ始めたのは、5年以上も前のフラダンスの練習の時でした。
 
「ゆっくりしたターンの時よろけそうになるの」フラの練習から帰った妻はよく言ってました。
 
多系統萎縮症と診断されてからも、
フラダンスは続けてましたが徐々に他の人の動きについていけなくなりました。
 
フラダンスの練習に出かけても見学するだけの日が増えて、2015年9月にはフラダンスの会を止めることになりました。
 
その後もしばらくは気の合ったフラダンス仲間の練習後のお茶会に誘ってもらいお喋りのひと時を楽しんでいました。
 
妻はパウスカートをたくさん持っていました。
 
ハワイに出かけた時はアラモアナやキングスビリッジのフラショップの買い物によく付き合わされたものでした。
ワイキキで見た虹、スコールのあとよく虹が出ていました。
 
たくさん持ってたパウスカートは、もうはくこともなくなったので断捨離しました。
お気に入りのこの1枚だけは思い出の品として、棺にいれてくれるよう妻に言われています。

 

 


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