私と妻のパリ旅行ではパリの定宿を拠点に1~2泊の小旅行に出かけました。

 

2016年のパリ旅行はオ―=ド=フランスの美しい街サンリスシャンティイ、これが私と妻の最後の海外旅行になりました。

 
パリ北駅からシャンティイ駅まではSNCFで約30分。
1日目は駅近くのホテルに荷物を預けてサンリスに向かいました。
 
サンリスはシャンティイからバスで約30分の小さな街。
旧サンリス駅舎前でバスを降りて
 
ノートルダム大聖堂の尖塔を目印に旧市街に向かいました。
 
ノートルダム大聖堂のあるサンリス旧市街はガロ=ローマ時や中世の城壁に囲まれ狭い石畳の道に古い町並みが続きます。
この頃の妻には石畳の道は危険なのでしっかり腕を組んで歩きましたドキドキ
 
1日目はバスでシャンティイに戻り駅近くの小さなホテルで一泊。
モダンでお洒落なホテルでした。
 
2日目は朝からシャンティイ城へ
 
コンデ美術館はぜひ訪ねたかった所です。
 
ホテルからお城の前まではタクシーで
元気な人は駅から30分ほど歩きますが
 
私たちはシャンティイ城の奥に広がる美しい庭園と村里Hameau散策に元気走る人を残しておきました。
楽しみにしていたコンデ美術館!
大きな天窓と壁面一杯に陳列された絵画はコンデ美術館独特の展示方法です
※最後の城主オマール公がこの美術品をフランス学士会に寄贈した時に展示品の配置を変えないことと貸出禁止を条件にしたそうです。
この先のドームには天使の天井画

ドームの床はモザイクタイル

シャンティイ城内では素晴らしい室内装飾と調度品も楽しめました。

アンティーク家具が大好きな妻は可愛い椅子を見るたび写真を撮ってました。

絵画、室内装飾、調度品が素晴らしく、ルーブル美術館やベルサイユ宮殿のように混雑してないので落ち着いて鑑賞できました。

 

ゆったり鑑賞した後は庭園に出て村里Hameauに向かいます。
少し歩くと村里へ渡る橋がありました。
村里Hameauは王侯貴族が簡素な田園生活を楽しむ疑似村落、ベルサイユのマリーアントワネットの村里はここがモデル。

村里の水車小屋が目指すレストランLe Hameau


天気が良がよく庭でお食事ができて本当にラッキーでしたニコニコ
まずはランチを頼みにましたが一品のボリュームがここも半端じゃないびっくり
鴨のサラダ これで一人前!
シーフードはスモークサーモンがぎっしり
 
なんとかお腹に押し込んで、お楽しみのクレーム・シャンティイの登場です。
発祥の地で食べたクレーム・シャンティイは生乳を使った濃厚なお味でした。

 

食後は村里の散策を楽しんで、2日目の宿のシャトーホテルに向かいました。

 

このシャトーホテルはシャンティイ城から車で15分ほどの高級住宅が点在する閑静な森の中にあります。

ロスチャイルド家の持ち物だった館の外観は豪勢で期待感が高まりましたおねがい
が~建物の中に入ってがっかり、ロビーは狭くシャトーホテルのリッチなラウンジを期待していましたが完全に裏切られましたショボーン
 
夕食と朝食はこのメインダイニングで
元は高い天井の優雅な空間だったと思いますが、鉄骨造の中二階席が造られて圧迫感のある食堂になってましたプンプン
 
私たちが泊まった客室はお粗末な内装でがっかり、シャトーホテルという期待値が高すぎたのかもしれません。ショボーン
 
ここに泊まらず2日目にパリに帰っておけばパーフェクトな小旅行でした。

 

この小旅行の最後にハプニング!

 

パリ北駅から東駅に向かう地下道で上着にドロッとした液体をかけられましたびっくり

 

直ぐにラテン系?の若い男が声を掛けてきましたが急いでその場を立ち去りました。

 

パリで遭遇したケチャップ強盗の被害は上着一着で済みました。


 

この旅の楽しい思い出もフォトブックに残っています。