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ジュンです
今回も問題行動の解決方法について解説するよ
前回は氷山モデルというのを解説したんだけど
目に見えている行動に注目するんじゃなくて
見えない部分に注目しよう
『その時の状況や環境』『本人の障害特性』
そう言った部分を見てみようて話をしたよね
今回は氷山モデルに加えて応用行動分析を解説するけど
応用行動分析の『ABC分析』というのをして行動を観察するとよりなんで
こんな行動をするのかという理由を知ることができるよ
2. ABA(応用行動分析)で困った行動にアプローチしよう
**ABA(応用行動分析)**は
困った行動を「分析」して
どうすれば良いかを見つける方法なんだ。
ABAでは、行動がなぜ起こるのか
その前後に何があったのかを観察して
原因を見つけて対応していくんだ。
ABAの基本的な流れはこんな感じだよ。
ABAの流れ
- 行動を観察する: 困った行動がいつ、どんな状況で起きているかをチェックするんだ。例えば、「遊びをやめさせられた時に泣き叫ぶ」みたいに、状況と行動を具体的に観察するよ。
- 行動の原因を分析する(ABCモデル):
- A(Antecedent)前提条件: 行動が起こる直前に何があったか(例:遊びの時間が終わった)。
- B(Behavior)行動: 困った行動そのもの(例:泣き叫ぶ)。
- C(Consequence)結果: その行動の後、どうなったか(例:泣き止まないので親が遊びを再開させた)。
このように特定の行動を中心に
その『前後』の状況を見てみるのがABC分析なんだよ
これを数週間観察してみると
特定の行動が起きる時間帯や活動、状況といった
ある程度の『法則性』が見えてくるんだよね
実際は4つの行動の機能だったり
知っておくと便利な応用行動分析の要素があるんだけど
ざっくり言えば観察して見えた法則こそが
その子が問題行動をする理由なんだよね
氷山モデルと応用行動分析を組み合わせてみよう
このように、氷山モデルは目に見える行動ではなくその背景を見るわけだけど
応用行動分析は実際に見える行動、特に行動が起きる前と行動をしてからの後の状況を一定期間観察する
この2つを組み合わせるとより正確に問題行動のより見つけ出すことができるよ
応用行動分析は深く知るとより人の行動の理由を知ることができるんだ
ただ、ここで全てを詳しく解説するわけにはいかないから他の記事に解説してるから是非チェックしてみてね
次回は最後に問題行動をした理由を見つけた後にすべきことについて解説するよ
それで問題行動を適切な行動に導く上でもヒントになると思うよ