今日は久しぶりに映画でも観ようと、レンタルビデオに行きました。
結局、お目当ての作品がなかったので、何も借りずに帰って来ちゃいましたが・・・・
探してたのは「アートフル・ドジャース」。
邦画で、確か出演が、いしだ壱成、西島秀俊、佐藤タイジ(THEATRE BROOK)だったような・・・・
映画としては”いまいち”なのですが、この作品には個人的な思い出があるんです。
この作品の事をつい最近まで忘れていたんですが、N's LDKのNさんが
ニューヨークにお住まいで、blogに遊びに行くうちにニューヨークを舞台にしたこの映画を思い出しました。
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アメリカ・・・・・・・・
そしてクリマス直前のニューヨーク・・・・・・・
似顔絵で生計を立てている売れない画家。(いしだ壱成)
ポルノ小説を書くしがない作家。(西島秀俊)
ワイルドで能天気なストリートミュージシャン。(佐藤タイジ)
息苦しい日本を飛び出し、NYに渡って生活をする彼ら・・・・
何かを求めて来たはずのこの場所で、厳しい現実と夢の狭間で生きる3人が、もがきながらも自由気ままに日々を送るシーンを、切り取ったロードムービー。
ありのまま生きようとする3人の選ぶ道とは・・・・・・
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この作品が上映されたのは、僕が始めて東京に上京した年で、音楽をやりながら、アルバイトを経て、初めてゲーム会社に就職した時のことでした。
ちょうど「生活の為の仕事」と、「夢である音楽」のウェイトが逆転してしまい、そのギャップに耐え切れず、会社を1日ズル休みしてしまったんです。
その時、ふらふらと歩いていて、たまたま観た映画がこれでした。
NYと東京・・・・・・
舞台の差はあれど、そのストーリーが今の自分にピッタリに感じられて・・・・・
映画館を出た後はなんだか急に元気が出て、次の日から元気に会社に行った事を思い出します。
迷ったり、如何し様も無い時には、きっと許されますよね・・・・
皆さんも”ズル休み”したこと・・・・・ありますか?
今日は映画の代わりに音楽を聴きながらゆっくり地ビールを頂きました。
(THEATRE BROOKの「透き通らず」という曲が「アートフル・ドジャース」の主題歌だったので・・・・)
酒の肴はアンチョビ好きの僕のお薦め「バーニャカウダ」です。
牛乳で臭みが消えて、コクだけが残ったニンニクと、アンチョビの香ばしい香りと味わい・・・・・
アツアツのうちにパンやじゃがいもなどのお好みの野菜につけて食べると最高です!
お酒も野菜も止まらない美味しさですぞ。
アツアツのうちに是非、ご賞味を。
アーティスト: シアターブルック, 佐藤泰司
タイトル: TROPOPAUSE
バーニャカウダ
++材料(2人分)++++++++++++++++++++++
アンチョビ : 1缶(4~5尾程)
ニンニク : 4片
牛乳 : 適量
水 : 適量
エクストラヴァージンオリーブオイル : 適量
お好みの野菜各種 : 適量(にんじん、茹でたじゃがいも、ブロッコリー、アスパラガスなどお好みでどうぞ!)
※パンを細かく切ってつけても美味ですぞ。
++作り方++++++++++++++++++++++
1、ニンニクは皮をむき、半分に切って芽を取り出します。
2、小鍋(ミルクパンが便利)に牛乳と水を同量混ぜたものをニンニクが見えなくなるくらいに入れて、ニンニクを湯でこぼします。
3、水分が減ってきたら、牛乳と水をすて、2を繰り返します。合計3回ほど頑張りましょう!
4、アンチョビを缶から取り出し、包丁でよく叩いて細かくするか、すり鉢などでこします。(オイルは捨てないで!)
5、3を繰り返した後、ニンニクが触ると崩れるくらい柔らかくなったら、ヘラでニンニクを潰しながら良くかき混ぜ、ペースト状になるまで弱火で煮詰めます。
6、弱火のままで、アンチョビとオリーブオイルをニンニクのペーストと同量になるくらいの量を5に加えます。(オリーブオイルは少しづつ加えると分離しません)
7、バーニャカウダー用の土鍋がある方は土鍋に移して、なくてもミルクパンごとでも可です。冷めると硬くなってきますが、また温めればいいですし、冷めても美味しいですよ。
さぁ、お好みの野菜につけて、アツアツのうちに召し上がれ!
※本格的に作る場合はニンニクやアンチョビを裏ごししてくださいね。でも手抜きでも全然美味しいですよ!
※家ではミルクパンをIHの卓上コンロで温めています。