相場師の祖父が先日、逝去した。

相場師と言っても、決して華やかな生活、人生ではなく、

シンプルで、質素な生活を送っていた。

確か、あたしが看護学校を卒業するころまでは、

住まいといえば、借家で、路地裏で薄暗く、

服装といえば、いつも古ぼけた背広を着て、

食事といえば、いたって薄味なものを好み、腹八分目。

それは、世間の相場師のイメージからは程遠く、

私すら、相場の世界で生きてきた人とは思いえない程であった。

 祖父の借家は、、、、(つづく)