「夜明けを待ちながら」終演 & 御礼 | 池谷祐子 ikeya yuko

池谷祐子 ikeya yuko

オフィシャルブログ

九州地方の水害のニュース、
心痛めております。


どうか被害が
これ以上大きくなりませんように。



亡くなられた方、避難を余儀なくされた方、
今なお不安な中過ごしていらっしゃる方、
全てにお見舞いとお祈り申し上げます。

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久しぶりのブログ更新となりました。



「夜明けを待ちながら」 




6月28日、
一度限りの上演、無事、終了致しました。





チケットお申し込み頂き、抽選にご当選、
そしてご来場下さいました皆様、
またライブ配信チケットご購入ご視聴くださった皆様、
応援下さいました皆様、
本当に本当にありがとうございました。




コロナの影響により、
多くの公演が中止となりました。



わたし自身も「エリザベート」が
中止となりました。



緊急事態宣言による自粛期間には己と向き合う、
様々な気持ちに向き合う時間を得て、
今もまだその最中にいます。



ですので、今回は台本頂いてから10日後、
こんなに早く舞台にまた立てる機会が
やってくるだなんて、
6月になったばかりの頃は思ってもみませんでした。





劇場に入り、舞台に立ち、照明が
付き音楽が始まる。






わたしは今、間違いなく劇場に、舞台に居る。
客席に観に来て下さってる方が居る。
そして、配信という形で観て下さってる方が居る。




あのとき舞台上から感じたあの空気、
あの現実は、忘れられません。





ひとりでは到底観ることは叶わなかった
であろう、あの瞬間。






スタッフの皆様、お客様、言葉にしても
足りないくらい有難く、
幸せな尊い一時でした。









「劇場で誰かと共有する」





「劇場に明かりが灯る日が来ること」






元通りになるなんて、
まだまだ難しいことなのだと充分分かっている。






全ての人達が、今、しばらくは、劇場を
望んでないかもしれない。








でも、諦めたくない。





諦められない。






正確には、やはり諦めるなんて浮かばない。(笑)







「劇場で誰かと時間を思いを共有する」
その尊さと奇跡と喜びと温かさを、
信じているから。







配信という新たな可能性と共に、
それでも「劇場」という空間で共有する
魔法のような時間を、誰かと過ごしたいから。





それがわたし、大好きなんだ!






2020年上半期を、
そんな思いで締めくくりました。




わたしの「これから」と共に、
誰かの「これから」にも思いを馳せつつ、
過ごしていきたいなと思います。



どうぞ、皆様お身体ご自愛くださいませ。


また元気に皆様と会えますように!!!