どうも!ちっさいおっさんです。
理想は高い方が本当に良いのでしょうか?
昔の私は何においても高い理想を抱いていました。
人に対してもわりと高い期待感を持ってしまうタイプの人間でした。
今この歳になって思うのですが、理想は「高いばかりではダメ」だと考えています。
理想が高ければ高いほど、「現実とのギャップ」が生まれます。
高い理想と現実とのギャップを冷静に見つめ、客観的に今やれる努力をコツコツと積み重ね、ギャップを埋めていく事ができる人であれば理想は高くても良いと思います。
しかし、あまり努力が好きではない人や理想と現実とのギャップに意気消沈してしまい逆にやる気が無くなってしまう、という人も少なくはありません。
私の経営者としての経験から言うと、介護の仕事に対してあまりにも高い理想を求めていたり、職場に対して理想の姿を思い描いている人は長く続かないタイプの方が多いです。
どちらかというと、自信がないとか、介護は特に好きなわけじゃないけどでも嫌いなわけでもないし、まあ人のお世話は嫌じゃないからとりあえずがんばってみます…と言うくらいの方が長続きしているという現状があります。
また、職場がたまたま自宅から近かったからとか、残業があまりないからとか、給料は安いけど特に人間関係も悪くないから別に働いててそんな不満はないかな…というタイプの人の方が定着率が高かったりします。
これはどの職場でもある程度同じことが言えると思いますし、高い理想や期待感を持ちすぎない方が精神的にも肉体的にも安定した状態を作りやすいということが言えると思います。
かくいう私も介護の仕事もカウンセリングの仕事、特に占いの仕事なんてやりたいと思っていませんでしたし、そんなに高い理想も期待も抱いておらず、ちょっとお金が稼げたらいいな、自分の生活環境を良くするついでに同じような環境にいる人たちを助けられ、それで社会に貢献出来たら良いな…という感じでスタートしましたからね。
そうでなければたった20万円足らずのお金で介護事業所をスタートさせようなんてバカなことはしなかったと思います。
もう少し高い理想を持っていれば銀行から最低でも500万くらいのお金を借りて始めていたのではないかな?とも思いますが、まあ結果オーライなので良しとしています。
介護の仕事も、カウンセリングも、やっていく中で面白くなってきて「これが自分の天職の1つなんだろうな」と思うようになってきたというのが正直なところです。
大小種々様々なギャップをコツコツと、いろんな人の力を借りながら埋めてきて、ようやく富士山で例えるならば理想の五合目くらいまで来たかなという感じです。
理想を高く持つのは大事なことだと思うし、低いよりはやや高めに設定した方が良いと思います。
でもそれは自分の性格や環境等に合わせた方が良くて、メンタル的にあまりタフではない、体力もそんなに自信がない、金銭的にもすごく余裕があるわけではない…といった場合、私はあまり理想と現実とのギャップを広げない方が良いと思っています。
故に一概に「理想を高く持て!」ということは言えませんし(相手を選びます)、人にあまり高い期待感を持たない方がいいですよとも言います。
人に対して高い期待感を持ちすぎてしまうと、裏切られた感や不信感を感じながら生きなければならなくなってしまうことも多く、相手の言動に振り回されてしまいますからね。
高い理想を持つのも良いですが、それより大事なことは
「どんな目標であっても、現実とのギャップをコツコツ埋めていく努力を重ねること。目の前のことを淡々とやっていくこと。」
そう思っています。
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