どうも！ちっさいおっさんです。
自分が「苦しい」「辛い」と感じていることは、誰かがあなたに運んで来たものではありません。
あなたが苦しい！辛い！と感じていることであっても、ある人にとっては全く違う捉え方をしている場合もありますし、逆に心地よい！楽しい！とさえ感じている人もいます。
私が苦しい！辛い！と感じていることであっても、ある人にとってはそんなのは当たり前と感じる場合もありますし、むしろ考え方や捉え方が甘すぎではないのか？と感じている人だっているでしょう。
似たようなことが起っても、同じような現象が目の前に現れても、人それぞれ感じ方、捉え方は異なるものです。
私は長年生きてきて、また重度障害者という自分自身ではどうしようもない現実を幼い頃から受け入れてきた立場として言えることは、
『自分を苦しめる原因となるのは、すべて自分の考え方である』
ということなんです。
誰かが与えているものではない。
自分自身の考え方や捉え方が苦しみや辛さを感じるように自分のことを「誘導」してしまってるんです。
少し視点を変え、自分の課題とは何なのか？ということに向き合っていくと、実は物事に対する自分の考え方、視点の置き場所に問題があり、ずっとそれを続けていたが故に「癖になってしまっていたんだ」ということに気付くと思います。
依存的な傾向が強い人ほど他責思考になりがちで、この人が悪い！あの人が悪い！旦那が悪い！嫁さんが悪い！親が悪い！会社が悪い！友達が悪い！と常に誰かの責任で自分が被害をこうむっている、自分が辛い思いをしていると勘違いをするものです。
これをやっているうちは人は絶対に幸せにはなれないし、周りの人から愛される人間にはなれません。
50年以上生きてきて、重度障害者やってきて、本当にそのことを強く感じます。
視点を変えると考え方も変わってきますが、視点を変えるために必要なことは
『自分とは考え方が違う人たちと積極的にコミニュケーションをとってみる』
ことだと思います。
考え方が似たような人たちであってもコミニケーションをとることで自分の思いや思考を整理できたり、確認作業ができたりしますが、自分とは考え方が違う人たちと積極的にコミュニケーションをとることによって新たな視点が生まれ、今まで自分が気付かなかったものが見えてきます。
考え方に変化が起こり始めます。
それを全部受け入れる必要はありませんが、参考になる部分だけをチョイスして行ってもかなり自分の成長に繋がっていくことができると思います。
私を苦しめる原因はこの人だ！とかこの環境だ！と思っていたとしても、実際に原因だと思っている人と話をしてみると意外とこちらの事を想ってくれていたり、問題だと思っていた環境は実は他の人にとってみたらありがたい環境だったり…そんなことは多々あることです。
「自分を苦しめているのはすべて自分自身である」
そこに気付くだけで人は大きな前進をしていくことができると思います。
覚悟決めて生きていくと大きく物事が変化し始めますが、覚悟を決めるためにもその気付きは非常に重要な部分だな…と感じています。
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