どうも！ちっさいおっさんです。
今の私たちに必要な考え方の1つに
【余分なものは捨てていく、無くしていく】
ということが大切になっていくと思っています。
今までの歴史や生活習慣を振り返り、国として、地域として、組織や団体として、家庭として、個人として、負担になっているもの、今までがそうなったからという理由等で惰性で行い続けてきているもの、多くの人にとって利益になっていないものはどんどん捨てていく、無くしていく必要があると思います。
私たちは「より良い生活」「より便利な生活」を目指してきたにも関わらず、あまり楽になった！幸せになった！という感じがしないのはなぜでしょうか？
確かにテクノロジー等の進化によって便利になっていると思いますが、それで人々が幸せになったか？と問われると疑問を持たざるを得ない人が多いのではないかと思います。
人はなぜ便利にしてい行きたいのか？
それは、
『更なる利益を生み出し、その利益によって楽な生活を確保したい』
という飽くなき欲求があるからだと思います。
故に、便利になって確保できた時間に更なる仕事を入れたり、更なる情報を取り込み、幅広い人間関係の確保に力を注ぐようになります。
そうなると結局何も仕事量は減らないし、情報過多になって精神的に不安になるし、必要ではない人間関係に翻弄されて自分の時間が確保できない…といった悪循環にはまり込み、肉体的にも精神的にも病む人が増えてしまいます。
便利になってより利益を増やし、楽な生活を確保したいという意識ではなく、「人として心豊かに自分らしく誰もが生きられるために進化した便利な世の中を目指す」というゴールに切り替えていかないと、濁流の川にスコップで土を一生懸命投げ込んで埋め立てしようしているのと変わらない状況になってしまうと思います。
ただ徒労に終わってしまうだけです。
個人から国全体、世界にいたるまで、自分たちが属するコミュニティ－（最小単位は家族、最大単位は地球でしょうか）において、もう意味をなさなくなっている慣習や伝統、よく分からないけど引き継いでやっている作業、無駄な仕組みやこだわり、考え方にいたるまでどんどん削っていくいわゆる
『引き算的な考え方と実践』
が必要だと考えます。
「人を本当に幸せにしている考え方や仕組みは何なのか？」
をみんなで話し合って考え、それらを残し更にブラッシュアップしていくこと。
いらないと思ったものは潔く捨て、そこにこだわらないようにしていくこと。
私たちに今求められている在り方の1つだと私は考えています。
だからといって「うちの旦那はいらないから捨てる！」とはなりませんように…。
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