どうも!ちっさいおっさんです。
先日、うちの会社のスタッフと今後の事について話した際、スタッフから「自分は理事長みたいにカリスマ性がないですから…」ということを言われました。
私の考え方は
『組織にカリスマ性は必要ない。カリスマ性のある人間もいらない。』
という考え方です。
スタッフには、そんなもの必要ない、組織にカリスマは必要ない…という話もさせて貰いました。
創業者やトップというのは多かれ少なかれ人を引っ張っていくわけですから、人の心を動かす人間的魅力や影響力といったものは少しは必要にはなりますが、ちょこっとあれば良いのです。
カリスマ性があり過ぎると事業継承が非常に難しくなりますし、カリスマ性のある人物の力で引っ張ってきた組織というのはその人がいなくなっただけでガタガタに崩れてしまうリスクが非常に高くなります。
そもそもその人に替われる人がいませんし、みんなカリスマ性のあるリーダー等に依存してしまう傾向があるために一人一人の力が何も養われていない組織の貧弱化に繋がっていきます。
長い年月安定して続いている会社には強いカリスマ性のある人物というものはあまりおらず、誰がトップやリーダーになっても問題なく安定して経営していける「仕組み」が存在しています。
システムさえしっかりしていれば組織にカリスマ性なんて殆んど必要ありません。
それは世の中も同じです。
今までの世の中というのはカリスマ性のある人に頼り、みんながそこに何となく依存して生きてきた時代でした。
カリスマ性のある権力者が大勢の人民を支配し、コントロールしてきたわけですが、人民もそれに甘んじてきた部分がありました。
これからはひとりひとりが本当の自分に目覚め始めますし、全体のために自分がどのように貢献していくか?どのような生き方を志していくのか?といった『自律心』に基づいた言動をするようになっていきますから、誰かに依存して生きていくという人が非常に少なくなってくると思います。
故に、人を集めること、お金を集めること、人気を集めること等が非常に難しくなってきます。
今までたくさんの人たちに支持されていた人たちがあまり支持されなくなってくるとか、逆にあまり支持されていなかった人や考え方が一気に注目を浴びて支持される…等ということも起こってくると思います。
ひとりひとりが「自分の人生のリーダー」となって、自分も人も喜ばせながら魂を成長させて生きていく時代に入っていますので、誰かが何とかしてくれる、それはあの人の仕事だからやらないとか、目先の損得勘定とか、そういった考え方から卒業していく人が増えてきます。
権力で支配してきた人たちにとってはとても辛い時代に入ってきましたし、みんなの個性を活かしながら力を合わせて築き上げて行こうという考え方のもとに生きてきた人にとっては素晴らしい流れに入ってきたと思います。
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