ニッカ カフェグレーン(NIKKA COFFEY GRAIN WHISKY) | いけてるオヤジ天国(吉祥寺 SUN Tama Bar/サンタマバーのマスター)のブログ

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2014年7月 吉祥寺オープンしたSUN Tama Bar(サンタマバー)のマスターのブログです♪
お酒の話しを中心に、お店の情報などをUPしていきます★



ニッカ カフェグレーン
入荷しました♪


こちらは珍しいグレーンウイスキーです☆


ウイスキーは大きく分けると
モルト100%の「モルトウイスキー」と
モルトウイスキーとグレーンウイスキーをブレンドした
「ブレンデッドウイスキー」に分かれます。


グレーンウイスキーは
グレーン(=トウモロコシなどの穀類、雑穀)
を原料に作られていますが
「グレーンウイスキー」として
単体で販売されることはあまりありません。


なぜか?


モルトウイスキーと比べると
原料の違いのほかに
蒸留方式が異なります。


モルトウイスキーは単式蒸留器を使い
グレーンウイスキーは連続式蒸留器を使います。
その違いを詳細に書くと長くなりますので
結論だけお伝えすると
単式蒸留器は手間と時間がかかる分
原料の風味を抽出でき
連続式蒸留器は効率的に大量のアルコールを抽出できる分
原料の風味が薄くなる傾向にあります。


つまり連続式蒸留器を使用したグレーンウイスキーは
安価に大量生産が出来ますが
そのままでは風味に欠けた物足りないウイスキーなのです。

なので、モルトウイスキーと混ぜて
ブレンデッドにすることで
美味しいウイスキーになるワケです。


じゃ、モルトウイスキーだけでいいじゃん。


いやいや、それでは世の中
高いウイスキーだけ、になってしまうのと
卓越したブレンド技術は
モルトウイスキーとはまた違う
飲みやすくて美味しいブレンデッドウイスキー
を生み出すからです。


とは言いつつも
では天下のニッカが
なんでこのカフェグレーンなる
グレーンウイスキーを販売しているのか?


結論から言うと
これだけで充分美味しいグレーンウイスキーだからです♪


カフェグレーンのカフェとは
コーヒー、とは全く無関係で
蒸留器の名前です。
カフェ式連続蒸留器、からきています。


ちょっと話しが矛盾しますが
カフェ式蒸留器は、連続式蒸留器の中でも
古い蒸留器であり、最新の連続式蒸留器に比べ
効率は悪いようですが、その分
原料の風味を殺さずにアルコール抽出が出来るそうです。


現在は、モルトウイスキーが注目を集める時代ですが
ニッカの創業者である竹鶴政孝さんは
「上質なグレーンウイスキーを作ることが出来なければ
日本のウイスキーは一人前とは言えない」
という思いがあったそうで
あえてカフェ式蒸留器を採用したそうです。


ニッカ カフェグレーン
芳醇な香りと
豊かな甘みがあります。


後に残る余韻に
ブレンデッドウイスキーが持つ
独特の香りがありますので
余市や宮城峡などのモルトと
ザ・ニッカなどのブレンデッド。
それらと飲み比べするのも
また楽しいかもしれません。


吉祥寺 SUN Tama Bar


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