(Pentax K-1・HD PENTAX-D FA24-70mm・F5.6・1/500秒・2020.8.16)
『列番Dの旅』8/16(日)最終日。
その36では、八幡浜からの伊予市行きで向井原まで乗って来ました
☆JR四国予讃線
向井原→伊予大洲 4921D普通列車伊予長浜経由八幡浜行き 41.0km
20分ほどの滞在で向井原をあとにします。
ちゃんと長浜経由に乗り込んで。信号も旧線側が進行現示です。
ちょうどこのあたりは中央構造線の真上。
松山平野の西の端から低い標高の銭尾峠を越えて瀬戸内海沿いへ。
山が海まで迫っていてわずかな平地は集落。
道路は海岸線を、線路は山裾にへばりつくように進みます。
車窓の動画も撮ってみました。
さて、下灘到着です。
ここで夕陽を待ち構えたいところですが、そうするとあとの行程が夜にかかってしまいます。
後ろ髪を引かれる思いでそのまま乗車です。
この天気だと、さぞかしイイ夕陽が見られたことでしょう。
20kmほど続いた伊予灘の車窓も伊予長浜まで。
10分ほど停車して、「伊予灘ものがたり」と交換です。
ちょっと油断してたので構図が決まらず。
こんどはぜひ乗ってみたいですね。
出発すると右後方に可道橋の長浜大橋を見ると、
肱川沿いを遡ってゆきます。
扉のカットの伊予白滝で上り列車と交換。
この先、肱川はウネウネと蛇行していて、
田んぼになった氾濫原と川沿いが交互にやってきます。
かつては内子線が分岐していた五郎。
使われなくなって久しい島式ホームにその面影を感じます。
残すところあと一区間。
大洲盆地に入って、左からは内子経由の新線が近づいてきて、
伊予若宮信号場で合流します。
2時間半ほど前に通ったレールを戻り、伊予大洲が見えてきました。
そして無事にゴールです。
終着駅というわけでもなく、列車の終点でもないので
やや感動が薄いですが、長かった『列番Dの旅』もここまでです。
旅の余韻もそこそこに、
「宇和海」で松山までひとっ飛び。
個室休憩室のある飛鳥乃湯泉で汗を流したら、
坊ちゃん列車に見送られて、大阪へはヤコバでした。
ひょんなことから実行してしまったディーゼル列車だけを乗り継ぐ『列番Dの旅』でした。
なかなか更新できず、かなり間延びして仕舞いましたが、
経路をおさらいすると
紀伊勝浦→(紀勢本線)→津→(伊勢鉄道)→河原田→(関西本線)→名古屋→(東海道本線)→京都→(山陰本線)→綾部→(舞鶴線)→西舞鶴→(京都丹後鉄道)→豊岡→(山陰本線)→和田山→(播但線)→姫路→(山陽本線)→上郡→(智頭急行)→佐用→(姫新線)→東津山→(因美線)→鳥取→(山陰本線)→宍道→(木次線)→備後落合→(芸備線)→備中神代→(伯備線)→新見→(姫新線)→津山→(津山線)→岡山→(宇野線)→茶屋町→(本四備讃線)→宇多津→(予讃線)→高松→(高徳線)→佐古→(徳島線)→佃→(土讃線)→窪川→(土佐くろしお鉄道)→若井→(予土線)→北宇和島→(予讃線)→新谷→(内子線)→内子→(予讃線)→向井原→(予讃線)→伊予長浜→(予讃線)→伊予大洲
総延長は1,805.9kmでした。
2023年度中には「南紀」「ひだ」がハイブリッド車のHC85系に完全に置き換わる計画が発表されてます。
おそらく電車扱いになるでしょうから、チャレンジするなら今ですよ!
次の旅は構想だけでなかなか実行に移せずにいます。
どんな旅になるかはお楽しみに!!
四国の旅記録目次はこちら
鉄道コムに参加してます。
この記事が面白いと思った方は
ぜひポチッとお願いします。