(Pentax K-1・PENTAX-D FA24-70mm・F5.6・1/320秒・2019.12.28)
12/28からの大糸線の旅。錦糸町から「あずさ3号」に乗車。
その2では、立川から勝沼ぶどう郷までの車窓をお届けしました。
☆JR東日本総武本線・中央本線・篠ノ井線
(錦糸町)→(勝沼ぶどう郷)→松本 237.1km
勝沼ぶどう郷を通過すると、左手に甲府盆地を見下ろしながら坂を下ります。
西のかなたには赤石山脈が見えてますね。
ここの車窓は、これぞ盆地!という感覚で、自分の中ではトップクラスの車窓です。
100mほど高度を下げると塩山を通過して南西に針路を変えます。
すると今度は南東の方角に富士の頂が見えてきました。
走行中なので色んなものが写り込んできますが、ボウリングのピンが入ったので吹き出しそうになりました。
笛吹川を渡り、葡萄畑を見ながらじわじわと下ってゆきます。
やがて身延線が姿を現しました。
私鉄が前身のため中央本線との並走区間に金手があります。
まだ並走しながら市街地を進み、甲府城の稲荷櫓が見えて甲府に停車します。
あ~、一服したい・・・。
次の韮崎までの10分ほどは、撮影をひとやすみ。
列車は甲府盆地に背を向けて、今度は七里岩と呼ばれる舌状台地へ取り付いてゆきます。
25‰の登り坂が続き、平坦な場所になると蒸機時代の給水塔が残る日野春を通過して、
ふたたび25‰をぐいぐいと登ってゆきます。
それまでちらちらと見え隠れしていた(南)八ヶ岳が、
長坂を過ぎたあたりからしっかりと見えるようになってきました。
ほどなくして小淵沢に停車。甲府で少し減った乗客がまた少なくなります。
小海線の大堰堤ごしに八ヶ岳を見ながら出発。
2分ほどで長野県へ入りその後も緩いものの登り坂が続きます。
高原地帯を進みながら、急に視界が開けると立場川。
中央東線のサミットにある富士見も間もなくです。
標高955.2mの富士見からは諏訪盆地へ下ってゆくのですが、
どうもこの区間、何度通っても記憶が曖昧です。
坂を下りきると茅野、上諏訪と小まめな停車が続きます。
途中、湖畔をかすめ、さらに下諏訪、岡谷と各駅に停車。
岡谷を出ると辰野支線が別れ、諏訪湖からこぼれ出た天竜川を渡って塩嶺峠へ。
長さ5,994mの塩嶺トンネルで中央分水界を越えるとみどり湖を通過。
左手には山裾に張り付きながら下ってくる辰野支線が見えてきます。
側線が並ぶ旧塩尻駅を通過して、
中央西線が合流すると塩尻です。
篠ノ井線に入って松本平をゆる~く下ってゆき、
松本に到着。あずさ3号の旅はここまで。
すぐさま後方へ移動して、付属編成の切り放し作業をチビッコ達と見学し、
大糸線へ向かう基本編成を見送ります。
ここからはレンタカーで糸魚川へ向かいますが、
"はしやすめ"と淡路定点を挟みます。
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