神出鬼没-駅名あたまとりラリー 久 谷 |
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にっせいちゅうおう |
第186回目は、JR西日本山陰本線の久谷駅（くたに）です。
前回の185回目、能勢電鉄日生線の日生中央駅
のあたまの文字「に」で終わる駅です。
（駅データ）
開業：明治45年3月
所在：兵庫県美方郡新温泉町久谷字桑替
構造：地平・単式1面1線
訪れたのは雨上がりの朝靄がかかる日。
もともとは2面2線の行き違い可能な駅でした。貨物の取扱があった時代もあります。
こちらは旧駅舎。
旧駅舎側へは踏切を通ってアクセスできますが、もう使われていませんからフェンスで仕切られてます。
旧駅舎の幡生方には弔魂碑が建っています。
昭和51年の冬に除雪作業をしていた香住駅の助役さんが通過列車と接触して殉職された事故を弔うために建てられたそうです。
駅の京都方は桃観トンネルのポータル。トンネルで峠を抜けると向こう側は餘部です。
駅は久谷の集落を見下ろす山肌の中腹にあります。
集落に近い通路から下りてみます。
小さな流れは2級水系岸田川支流の久谷川。
小さな橋の桁下に玉ねぎが吊されてます。
公民館かなと思ったら民俗芸能伝承館と看板が上がってました。
「久谷の菖蒲綱引き」が国の重要無形民俗文化財に指定されています。
五月の節句に菖蒲やよもぎを編み込んだ綱で綱引きを行うそう。
子供組と大人組に分かれて7本勝負。最後の7本目で大人組が勝つとその年は豊作になるそうな。
川には花菖蒲がチラホラと咲いていました。
築堤の線路沿い（下？）を進むとトンネルがあります。
向こう側が気になりますが･･･・
谷を挟んだ反対側は国道178号線が走っています。
国道への坂道の途中で、線路が見えたので列車を待ってみました。
15‰の坂をタラコ色のキハ47が登ってきました。
国道のそばには八幡神社もあるのですが、時間の都合で割愛。
桃観トンネルの工事で亡くなられた方々を祀ってるそうで、行けば良かったです。
さて駅へ戻ります。
駅への登り口付近にも大きなトンネルが口を開けてます。
抜けてみるとお墓があるだけでした。
でもお墓のためだけではなく、この上の山への通路も兼ねているでしょう。
最後になりましたが、コメントいただいたけこ さん 正解でしたね。ありがとうございました。
そして次は『く・ぐ』で終わる駅です。
名前が『く・ぐ』で終わる駅は13駅中残り9駅です。さてどこの駅でしょうね？
お楽しみに!!
写真はヒントです。
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