神出鬼没-駅名あたまとりラリー 太秦広隆寺 |
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しまもと |
第174回目は、京福電気鉄道嵐山本線の太秦広隆寺駅(うずまさこうりゅうじ)です。
前回の173回目、JR西日本東海道本線の島本駅
のあたまの文字「し」で終わる駅です。
(駅データ)
開業:明治43年3月
所在:京都市右京区太秦組石町
構造:地平・対向式2面2線
嵐山方面行きホームには商店や民家があります。
駅が街の溶け込んでいるのかそれともその逆なのか。なんとも珍百景です。
さっそく周辺散策。
駅の西側には、駅名に含まれる広隆寺の楼門があります。
楼門の前で100mほど三条通を併用軌道で通過する嵐電。
こちらが広隆寺。
早朝だったのでなおさら厳かな雰囲気。
楼門の内側からは嵐電の通過する様子も見えます。
広隆寺は、渡来人の秦氏の氏寺。
聖徳太子にもゆかりのある寺で本堂にあたる上宮王院には聖徳太子像が本尊として祀られています。
霊宝殿以外の参拝は無料。境内も地元の方の散歩道になってました。
広隆寺から府道131号線を少し東へ進むと大酒神社がありました。
こちらも秦氏ゆかりのようです。
養蚕や機織りの他にも酒造りを持ち込んだと言われる秦氏。
本殿にも日本酒が供えられてます。でも、菊正宗は灘の酒ですが・・・。
大酒神社から今度は北へ。
見えている高架はJR嵯峨野線(山陰本線)。
高架の手前には東映太秦映画村。
まだ8時前ですから、ひっそりとしてます。
南にある駅の方へと戻ると三条通へとたどり着きます。
三条通を東へ進むと別れ道。
左の細い道は真っ直ぐ東へ向かう旧二条通。太子道とも呼ばれてます。
右は三条通。そのまま進めば第117回 で訪れた嵐電天神川。
この界隈は、細い路地が多く残ってます。
ちょっと野良猫の気分で。
最後は駅から西へと延びる大映通り商店街。
帷子ノ辻へと抜けられる細い商店街ですが、こちらはもう少し西にあった大映京都撮影所に因んで名付けられた商店街のようです。
最後になりましたが、コメントいただいたけこ さん 正解でしたね。ありがとうございました。
そして次は『う』で終わる駅です。
名前が『う』で終わる駅は128駅中で残り117駅あります。さてどこの駅でしょうね?
お楽しみに!!
写真はヒントです。
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