なんだかよく分からないけど、日比谷野音でイベントがあったものだから魚男と行ってきました。


彼の名はフィフィと言います。


当日になってもラインナップを知らない僕の目的はただ一組。


GOMA&The jungle rhythm section


先日、吉祥寺バウスシアターでフラッシュバックメモリーズ3Dという作品を観たのですが、そのドキュメンタリー作品の主人公がGOMA。


彼はディジュリドゥというアボリジニの民族楽器の奏者で世界各地を渡り歩いていました。


日本である日、交通事故に遭うまでは。


脳に傷を負ったため、以前の記憶の大部分が抜け落ち、現在の記憶もすぐ忘れてしまったりおぼろげになったりしてしまったそう。


娘の顔も奥さんの顔も最初は分からなかったそうです。


ディジュリドゥが、なんであるかさえも。


その状態から再びライブのステージに立つまでを追ったのがこのフラッシュバックメモリーズという作品なのだが、これが半端じゃなかった。


その経緯があっての今回。


生で観れたのが奇跡。


最初の第一吹きを聴いた時、涙と震えが止まりませんでした。


多幸感。


ラムベースのカクテルとワイルドターキーのポケット瓶でしたたかに酔いました。


Sweet love showerというイベントでした。


お客さんの大半のご所望はレキシとスカパラだったのでした。


でもそんなの無視できるくらいGOMAはカッコよかったです。


ステージパフォーマンスとしては仲井戸麗市とレキシも秀逸。



終演後、僕はすべてをなくしましたがそれはまた別の話。


そんな感じ。