その時、気付くと僕は町田(自宅よりはるか遠方)にいました。
終電を伝えるアナウンス。
急いで飛び降り相模大野(隣駅)へと向かう電車をホームから見送りました。
何かがおかしい。
そう思い、考えを巡らしていました。
あるはずのものがない。
カバンか!!
そう気づいた時、終電の小田急線の後ろ姿はライトによっておぼろげに見える程度でした。
状況を上手く飲み込めていなかった僕はとりあえず駅員に相談しました。
「すいません、あの電車、カバン、財布入ってる。」と思いっきりフォーリナーな感じで問いかけると落し物センターに案内されました。
相模大野駅に連絡をとってもらうもそんな落し物はないと門前払いをされてしまいました。
悲しみに打ちひしがれた僕はビールを買うお金もなく町田から自宅まで歩くしかありませんでした。
持ち物は携帯とリップクリームのみ。
そして夜は寒かった。
途中走ったりして気を紛らわせたりしたけど意味はありませんでした。
家に着いたのは2時間半後。
毎日毎日長時間歩き僕の体は鉄のように強くなるのです。
あ、落し物?
翌日問い合わせたら無事に発見されましたとさ。
そんな感じ。
