かなり久しぶりのブログの更新になります。
今年のGWはコロナの影響もあり、しっかり休みをとれたので、
3D CADのCAM部の勉強をしてました。
僕が使っている 3D CAD/CAMはFUSION 360というソフトで、
非商用目的の個人利用は無償で使用することが出来ます。
ただ無償利用の場合はいくつか機能の制限はあるのですが
CAMデータは問題なく出力できます。
一通り勉強も一段落したら実際に加工してみないと、
ちゃんと理解できているかどうかは解りませんし、
かといって、いきなり複雑で大きい加工するのは
リスクも大きいので、ここは割合簡単な形状で小さなもので
テスト加工することにしました。
そこで、選んだのは、CarryMe に BROMPTON用BAGを
付けるためのアダプターです。
H&Hから、それ用のスマートなアダプターが販売されていますが
実質H&H製のフロントキャリアブロック専用で、
トータルでは結構な金額になりますし、僕は、BROMPTON純正の
フロントキャリアブロックが手元に有ったので、それを使えるような
アダプターを以下のような感じでモデリングしてみました。
モデリングが終わったら、切削加工の場合は
材料取りを考えなくてはなりません。
僕は以下のような感じで材料取りを考えました。
材料は超々ジュラルミン7075で80*110*25です。
またFUSION360での切削シミュレーションは以下のようになります。
形状にも拠りますが、切削加工の場合、一度の加工で
完成することは少なく、今回も大きく分けて、表と裏からの
最低2回の加工が必要になります。
表の加工が終わった状態です。
工具はΦ3.0のボールエンドミルを使用し
仕上げピッチ0.2mmで加工しました。
加工終了後の写真になります。
7075材なので強度はアルミ合金中最高ですが
耐食性はあまり良くないので、アルマイト加工に出すことにしました。
アルマイト加工後になります。
早速、CarryMe に取り付けてみました。
もちろんBROMPTON純正のフロントキャリアブロックも
ピッタリ付きます。
Mini O-Bagを取り付けてみました。
BROMPTONのBAGが使えるようになって、
CarryMeの使い勝手がとても良くなりました。(^-^)ノ
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