CSL-AW-、折り返しも過ぎたところですし、私自身のためにもストーリーを追ってみようと思います。ネタバレだらけですので、避けたい方は今の内に閉じてください。
各人に差が出ないように書いたつもりではありますが、Actが好きなのでActに偏っている部分があったらお許しください。Qが多かったとしたら、それは仕様です。諦めてください。



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現在。支配人・Zsは自らのShadowを残したまま、店を抜け出している。オーナー・Mr.Xは彼を探すために、Mystic・QやClub SLAZYの定めたコスチュームではない服を着ている人々を遣っていた。下を見ていたQは顔を上げ、Zsが見つからないと零す。

そんなある夜のこと――ショーを終えたパフォーマーたちはまたしても騒ぎを起こしていた。
現在のトップエースはAct。半年前に「自分探しの旅」をするためにと、SLAZYを後にしたまま帰ってきていない。その代理と2ndエースを務めるのはBloom。Qの元相棒であり、上司であり……今は3rdスター・CoolBeansの花粉症を悪化させる計画の元締めだ。面倒臭がりで酒浸りの4thスター・DeepはBloomの計画に乗り、花を摘んできた。一番の新入りでありDeepを教育係とする5スター・Endはその花をCoolBeansの部屋に敷き詰めた。お陰でCoolBeansは今、看病を必要とするほどに花粉症と「3年前のトラウマ」をこじらせてしまっている。

そんな彼らが寝静まった後のこと。突然、姿を消していたトップエース・Actが姿を現した。必死で「SLAZYの外に出るな」と繰り返すAct。それは彼が『外』の世界を知ったが故の忠告だった。Actが同期のDeepに託したい思いとは何なのだろうか。

Actの帰還を嗅ぎ付けたMr.Xが店に戻ってきた。出迎えるQに、オーナーは現状を嘆く。この現状を打破するために、と何でも知ってしまう賢いQに3年前の「反逆の時代」を振り返るよう、そして知っていることを話すよう命令するのであった――

3年前。まだActが5スターだった頃。トップエースは気弱で何かあるとすぐ体調を崩してしまうが、先見の明に長けたWill。2ndエースは自らを「副大統領」と名乗り「大統領」であるWillを支えるエレガントの鬼、V.P。3rdスターはCoolBeans、現在と同じく季節外れの花粉症に苦しんでいる。その原因を作ったのはV.Pだ。部屋いっぱいのマーガレットに囲まれ、苦手な先輩からの説教を受けたCoolBeansは臥せってしまっていた。4thスターも現在同様Deepだが、今とは違い貪欲にトップエースの座を狙っていた。5スターのActを自分の前座扱いしバカにするくらいにガツガツしていた。

ショーの後、教育係であるV.Pから「エレガントじゃない」と叱られるAct。何が悪いのかと、NewJackを飛び越えていきなりLazyに昇格したDeepと自分とは「何が違う?」と悩み続ける。そんなActをおちょくるDeep。何度も喧嘩する二人を見かねて、V.PはどちらかをNewJackであるEyeballの教育係にしようと提案する。ActもDeepも懸命に自己PRをするが、Willの鶴の一声で教育係はActとなった。

Actは自分がV.Pから厳しく育てられたように、Eyeballに厳しく当たる。ストイックなActを尊敬しながらも、気持ちがついていかなくなってしまうEyeball。そんなEyeballの気持ちを汲み取れず、Actはまた悩んでしまう。
見かねたWillはEyeballがActをどんな風に思っているのかと語りながら、その気持ちはそのまま自らがV.Pに抱くものだと気付く。

WillはV.Pの前でその想いを吐露する。それと同じ頃、EyeballはDeepから責められていた。Actの庇護の下にいる限りEyeballの成長は頭打ちだと、Actのやり方を真っ向から否定するDeep。Eyeballはその言葉に反論しながら、自分の器が足りないのだと自らを責めた。

Willはトップエースを続けるプレッシャーに耐えかね、SLAZYを後にしようと決める。V.Pは副大統領である自分は大統領と共にあるべきだと、迷いなくWillと同じ道を選んだ。そんな二人を止めようとするAct。3人が扉の外に出ると、そこにはオーナーが待っていた。

オーナーは3人に、3つの世界について語る。一つはSLAZY、規律と自由が両方ある世界。一つはTORI、心を失くし規律に縛られる世界。一つはUnder World、自由だが苦しい世界。3人はそれぞれ一つずつの世界しか選べないと冷酷に告げるオーナー。
オーナーの言葉に恐れをなしたActは、二人の選択を待たずにSLAZYへと戻っていった。
オーナーに逆らわない方がいいと察したWillは、V.Pの自由を想いながらTORIに行くことを決心する。残されたV.Pは尽くす相手を失い、悲しみにくれながらUnder Worldへと旅立った。

SLAZYに戻ったActは扉から離れることが出来ないでいた。二人は戻ってくる、そう信じて。そんなActに対し、Qは混乱しながら告げる。オーナーの命によりActが今日からトップエースになる、と。
外の世界についてを知り、二人がもう戻ってこないことを悟り、Actは笑顔を失う。そんなActをオーナーは満足そうに見つめていた。

Deepは打ちひしがれていた。自分より下だと決めつけていたActが、自分を大きく飛び越えてトップエースになったことを受け止めきれずにいたのだ。遂にはSLAZYに足を踏み入れた頃のようにMysticに戻りたいと零す。そんなDeepに、彼がJrという名を与えられQの庇護の下で働き始める頃に歌ってあげた曲をもう一度歌うQ。Deepはこれを機に、向上心に燃えることをやめて「面倒臭い」の一言で済ませるようになったのだ。

Actがトップエースになった2年後、Eyeballは5スターとなった。Actはその姿を見て喜ぶものの、Eyeball自身は悩んでいた。ソロ曲を任されたはいいものの、曲の理解が出来ない自分にもどかしさを覚えていたのだ。Eyeballの想いを知ったActは、Eyeballが自分ではなくV.PやDeepに強く影響を受けたことに憎しみや嫉妬心を覚えた。そうしてActはEyeballをUnder Worldへと追い出した、つもりだった。

しかしオーナーはEyeballをUnder Worldへは導かなかった。Eyeballが連れていかれたのはTORI。心を亡くすことを拒否するEyeballは、オーナーからの提案に乗ることにする。それは心を保つ代わりに声を失いShadowとしてSLAZYに戻ることであった。オーナーはZsが姿を消すことを予知していたため、代理支配人のShadowとしてEyeballを再び採ったのだ。
そうしてSLAZYに戻る直前、Eyeballはまだ心を失っていなかったWillからV.Pへの伝言を頼まれる。

現在。Under WorldでEyeballを見つけられなかったActは、EyeballがTORIに行ったと結論付ける。そんなActのすぐ傍にShadowとなったEyeballがいるのだが、ActにはShadowが見えない。二人は再会を果たせないまま、ActはTORIへと旅立ってしまった。
Actの帰還直後にQに呼ばれSLAZYに戻ったV.Pは、Qの命によりMysticへと降格する。そうしてShadowが見えるようになったV.PはEyeballと再会し、WillがV.Pとの再会を望んでいることを知ったことで、MysticとしてSLAZYに居続けることを決めたのであった。

変化に富んだSLAZY。自由に動き過ぎたと自覚するQは、オーナーからの罰を待つ。しかしオーナーはQに「いつも通り」変わらないことを望む。何も与えない、という罰。Qはその言葉を受け、自分は変わらないと誓うのだった。

ショーが終わり、Qは客席に向かって話し始める――



私が客席で体感して欲しいぞ、と思っている部分はすっ飛ばしました。1回しか観られない方、ネタバレを観てから落ち着いて観たい方、そんな方のお力になれれば光栄です。
以上のまとめには私自身の考察は入れていない、つもりです。読み取り方には個人差があると思うので、違和感がある箇所があるかもしれませんがそこはまあ、なあなあにしていて頂けると!

それでは、CSL-AW-を存分にお楽しみくださいませ。