アメリカのサブプライムローン問題を発端に始まった
世界的な原油・飼料・食料価格等の高騰。
その影響を受け、ニュースでも話題になっているのが、
7月15日に予定されている全漁連の一斉休漁。
原因はもちろん、原油価格の高騰を筆頭に、
梱包に必要な発泡スチロールの高騰、えさの高騰…etc。
沖に漁に出る船ほど赤字に。
このままでは3割の漁業関係者が
廃業に追い込まれると言われています。
漁業だけではありません。
農業にも影響が出ています。
ビニールハウスのビニールの高騰、
暖房費や輸送費の高騰。
そして一番の大打撃、今日から肥料が60%も値上がり。
夏の終わりには出荷時にこの肥料代が上乗せされてきます。
有機栽培の野菜を除けば、
スーパーに並ぶ野菜はほとんどが昨年の同時期よりも
5割から2倍になると予想されています。
例えばトマト1玉100円が200円に。
ワタシたちの口に入るもののほとんどが値上げ。
まさに、食料インフレ。
21世紀に入ってから地球が
おかしくなってきたと感じている人は多いだろう。
「地球温暖化」という言葉もほぼ毎日聞くようになった。
世界の各地では異常気象。
そして、世界の人口は毎年9000万人ずつ増加しているといわれる。
そう、もうすでに世界各国で食料の取り合いが始まっている。
お金のある国が食料を囲い込んでいる。
貧しい国や貧しい人は毎日が貧困と飢餓との戦い。
例え、今の穀物価格が下がったとしても
それを上回る時が必ずまた来る。
石油やそれら関連品は代替品の開発が急速に進んでいるから、
まだまだ先の未来は見えるが、
食料は品種改良とか言っても、結局は単純に増産するしかない。
でも、この増産がとっても難しい。
特に日本。
日本の自給率は39%。
先進国に比べても著しく低い。
日本の農業は個人経営で高齢化。
これでは生産性はあがらない。
生産性を上げるためには企業の参入しかもう道はない。
政府が企業の農業事業参入を制約や条件付きでの
全面解禁の時代もそう遠くないだろう。
この1年で本当に地球が破滅に向かっているのがよく実感できる。
自分たちには何が出来るんでしょうか?
個人レベルではもうどうにもなりません。
小国レベルでもどうにもなりません。
スウェーデンが地球温暖化阻止のために
メタンガスを筆頭にすごいシステムで運営しているが、
子どもが力士に立ち向かうように見えてならない。
やはり農業収穫量が多く、
一人当たりのCO2排出量が多い先進国(特にアメリカ)、
人口の多い中国・インドが先頭に立って、
共通の認識を持って地球を「カイゼン」していかないと、
あと100年以内で人類存亡の危機を迎えるでしょう。
洞爺湖サミットが顔合わせの会議ではなく、
地球を「カイゼン」していく画期的な提案そして、
行動に移すための決定の場になることを期待します。