岐阜県の奥美濃と呼ばれる地域。
ここ最近11月初旬になると、
新聞でも取り上げられるほど注目されることがあります。
それが、奥美濃ゲレンデ最速オープン戦争。
「ウイングヒルズ白鳥リゾート」
「ホワイトピアたかす」
「鷲ヶ岳スキー場」
この3スキー場は半径10km圏内に位置し、
最速オープンを毎年争っています。
今年は
11月1日
「ウイングヒルズ白鳥リゾート」
11月3日
「ホワイトピアたかす」
「鷲ヶ岳スキー場」
と「ウイングヒルズ」が2005年からの3連覇達成。
昨年は
11月1日
「ウイングヒルズ白鳥リゾート」
11月3日
「ホワイトピアたかす」
11月11日
「鷲ヶ岳スキー場」
2005年は
11月2日
「ウイングヒルズ白鳥リゾート」
11月3日
「鷲ヶ岳スキー場」
11月11日
「ホワイトピアたかす」
と「ウイングヒルズ」が勝っています。
そしてさらに過去に遡ってみると、
2004年は
11月11日
「鷲ヶ岳スキー場」
11月12日
「ウイングヒルズ白鳥リゾート」
11月19日
「ホワイトピアたかす」
2003年
11月13日
「鷲ヶ岳スキー場」
11月14日
「ウイングヒルズ白鳥リゾート」
「ホワイトピアたかす」
とここ5年間では「鷲ヶ岳」の2勝、
「ウイングヒルズ」の3勝となっています。
以前は「鷲ヶ岳」が一番でしたが、
ここ3年間では「ウイングヒルズ」。
理由としては「ウイングヒルズ」が
奥美濃の各スキー場のオープン予定日を
確認してからオープンしていたから。
「11月上旬オープン予定」とだけ発表しておいて、
オープンぎりぎりまで粘る作戦。
特に2005年は「鷲ヶ岳」が前年よりも
8日早くオープンすることを発表していたから、
「鷲ヶ岳」よりも1日だけ早くゲリラ的にオープンし、
初めて「最速ゲレンデ」の称号を取りました。
しかし、告知不足のために初日はガラガラ…。
ということで今年は遅出しじゃんけん的な作戦も今年は使わず、
早々に11月1日オープンと発表してました。
もし「鷲ヶ岳」が11月1日オープンでたとえ並んできても、
10月31日オープンはないだろうということでしょう。
また「ホワイトピア」も2強に追随する形で、
一度は離されましたが、
再び後を追っています。
このような過当競争が起こっている原因は
スキー・スノーボード人口の減少や
人工造雪機(アイスクラッシャー)の技術の進歩があります。
最新のアイスクラッシャーを導入してオープンを早めれば、
滑走可能なシーズンが長くなり、シーズン券も売れ、
お客さんも多く呼ぶことが出来ます。
一つのスキー場がそれをはじめると、
他のスキー場もお客を奪われまいと、
最新のアイスクラッシャーを導入して対抗し、
リフト券の価格も安く設定。
さらに最速オープンすれば、
新聞・TVニュースにも取り上げられますし、
名前を売ることが出来ます。
それらにどんどん拍車がかかり、
11月1日オープンをはじめ、
格安リフト券販売や過度なサービス
という過当競争を生んだのだと思います。
スキー・スノーボードファンにとってはうれしいことでしょうが、
経営側は後に引けない状態だと思われます。
一日中フル稼働で人工造雪機を動かすだけでも、
かなりのコストがかかりますし。
ちなみに写真は11月5日の「ホワイトピア」の状況。
HPから拝借しました。
コースはこんな感じです。
どこのスキー場も基本1コースの人工雪で、
滑走距離は1km前後。
中日新聞の記事によると
「鷲ヶ岳」では9月28日から
950トンの雪を造雪し、1500mコースを作ったとのこと。
こんなに毎日作っていたら、大量のCO2出るんじゃない?
これも地球温暖化の一つの原因?
