もうダメと思った筆を救ってみた | 日本習字いけのまえ教室

日本習字いけのまえ教室

香川県善通寺市のお習字教室です。少人数で、ゆるく楽しくお習字しています。

筆の根本が固まったり、

でっぷりしたり


どんなに入念に洗っていても、

いつの間にかそうなって、


いずれ割れてきて、


穂先が揃わず、


コシも悪くなって


サヨウナラする。


そんな悲しい事を今まで

仕方ないと思って

何度も繰り広げていた私でしたが!


斬新な筆の洗い方の情報を得て、


先日試してみました。



筆は見事に復活しました!


調子に乗って、条幅4枚書いちゃいました。


紙を折らずに、下敷きの線も使わないで

書いてみたかったので

やりました。


右が1枚目で、左へ2,3,4枚目になります。


中国の書家の動画で、真っ白の紙の上に

素晴らしい配字でサラサラ書いていきはる

スゴ技見て、あんなふうに書きたーいと

思って、まあ、…こんな感じです。


画仙紙も種類が違います。


右2枚が練習用

左2枚が清書用(日本習字の指定用紙)


練習用は、ツルツルしててあまりかすれない

清書用は、少しにじむし、かすれる

でも、線がソフトに見える気がする…


どちらもリーズナブルな紙ですが、

特性が全然違います。


◯◯書壇の門下生 とかには

なったことないので、

道具との出会いも少ないですが、


その分、

一期一会で大切にして行こうと

思います。


復活した筆の、再生までの道のりは

いつかお話しようと思います。