いよいよ京都駅ビル階段大会が近づいてきました。

 巷では、19秒台突破、20秒台を出すなど、騒がしくなってきましたが、
私の今年のタイムは、はっきり言って自分では読めません。

 毎年、データからある程度の予想は出来、まずまず当たっていることが多いのですが、
今年は、どうなるのか判定出来ません。
 自分の中では、昨年、夢であった完全優勝を成し遂げ、今年は、はっきり言ってモチベーションの持って行き方に困っていました。シラー
 
 練習でのタイムは、階段練習当初は苦しみましたが、五月山選手権、そしてこの3週間の練習を経て、ほぼ昨年並みのタイムは出せるようになってきました。
 ただ五月山選手権でも、直前の練習では全くタイムが伸びなかったのに、やれ本番になると、上103段でも10秒台が出ました。自分でも驚きました。やはり地力が付いてきたのかなとも思いました。
 
 この1週間の練習で、急激に調子を上げてきて、帳尻を合わせられたのは、さすがピーキングがうまいというのか、せこいというのか分かりませんが、昨年並みのタイムで走れそうな期待は持てるようになりました。あとは、本番になって、いかにゾーンに入って、神(福?)が舞い降りた走りが出来るかです。
 
 陸上の今までの経験上、怪我なくしっかり予定通り練習できたときは、いい結果が付いて来てました。そして今回は、怪我なく練習できました
 
 ただ今年は、サンマッハ・ミサオさんと同走です。 お互い意識しすぎて・・・という周囲の予想もありますが、私としては、願ってもないチャンスです。階段で知り合って、はや3年、一緒に練習してきて、お互い手の内は知り尽くしています。過去の練習でも、二人一緒に走って競り合うことによって、相乗効果でタイムを伸ばしてきました。
 
 ミサオさんと同走することが決まって、一つ作戦を変更したことがあります。
それは、歩数を決めずに、がみしゃらに走ることです。
 
 一昨年、昨年とあらかじめ全体の歩数&踊り場の歩数も決めて、その通りに走りました。その方が無駄がなく、慌ててつまづくこともなく確実性があったからです。安全に行ってもそれでも勝てると思っていました。一昨年は、確実性を重視しすぎて、ピッチが上がりきらず、惜敗してしまいました。昨年は、さらにピッチとスピードを加えて、完勝しました。
 
 しかし今回は、こけることも辞さず、あえてリミッターを外します。もとより横にミサオさんが居て、冷静に歩数が刻める訳がありません。最高のライバルとお互いを高めながら、自分の限界を超えた最高の走りをしたいと思います。丸尾くんとこういちろうさんのような階段史上に残るようなレースをしたいと思います。その先に好記録が待っているはずです。
 
 私の階段人生この3年間はミサオさんと共に切磋琢磨してきた3年間でした。最高の思い出になるような走りをしたら、満足して階段を卒業出来るかも知れません。
 
 ミサオさん効果と福男の福の御利益で、どれだけの走りが出来るか、自分でも今から楽しみです。