森脇さんの志摩のお家に行ってきました。森脇さんと最期のお別れをしてきました。
志摩のお家は、庭が広くてすてきなお家でした。
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 生前、森脇さんは、「池野くんに志摩の家に遊びに来て欲しいなあ」と言っていたそうです。それを夏に聞いた私は、「陸上シーズン中は忙しいので、陸上シーズンが一息ついた11月にお邪魔しよう」と決め、11月17日18日に混成仲間たちと訪問する計画を立てていました。
 昨日知ったのですが、11月17日は偶然にも森脇さんの64回目の誕生日だったそうです。誕生日にみんなで訪問できていれば、どんなに森脇さんが喜んだことか、あと10日、間に合わず森脇さんは逝かれてしまいました。残念でなりません。「忙しい」とか言っている場合ではなく、もっと早く夏に訪問できていればと、私も後悔の念で一杯です。
 
 5年前、十種競技の途中の棒高跳びで骨折したときは、石川から米原まで、私の車を運転して下さいました。そして、必ず再起しろよと励まして下さいました。
 そして復活した3年前、フィンランドでは、同じ十種競技で戦い、私の銅メダルを自分のことのように喜んで下さいました。
 
 今の私に出来ることは、怪我ばかりしていても落ち込まず、健康に競技できる感謝の気持ちを忘れず、そして、55才まで元気にプレーして、森脇さんの持つM55・五種競技の日本記録を更新することだと思います。それが森脇さんへの恩返しになると信じて頑張ります。