という本の中のインタビューで
㈱チェンジビジョンの社長、平鍋さんが言われてた言葉。
なるほどうまいいいかただなと思う。
いくらコンサルタントやITアーキテクトとしてキャリアをつんで
スキルを磨いたとしても、
そのこと自体であなたの中に絶対的な価値があるわけではない。
世界=Networkの中に身をおいていることを意識し、
世界との関係性こそが価値であると認識をするべきだ
という言葉なのであろう。
物事の相対性野中で価値観は形成されていくということを
理解していない人というのは、
どんな場面でもえてして独りよがりになってしまいがちである。
そこには、
土井健郎氏の名著『「甘え」の構造』の考え方にも通じる、
ある種の甘えがあるのだと認識しないとならない。
- 土居 健郎
- 「甘え」の構造 [新装版]
「あなたの中に価値はない、あなたと世界の間に価値がある」
のである。
参考までに考えてみると、
自身の中に価値がある人間というのは
存在するだけで良しとされる人。
ある種のアーティストだったりすればいるのだろうか。
存在し何かを発表してくれていさえいればよいとか
(売り上げ気にしているたいていのアーティストは
世界との間に価値がある人ですね)。
まあこの本ではそういう意味で書いているのではないのだけど、
なんとなくそんなことも考えてしまった。