洗濯しながら、久々にSuper Butter Dog『Hello!Feed☆Back』を聴く。
SUPER BUTTER DOG
Hello!Feed☆Back

やはり名盤。


リズムとサウンドの洗練され具合、

メロディのよさ、声のよさ、

曲や詩の独創性、

どれをとっても稀有なバンドです。


「伝えたいことが君にあるけど、しゃべる勇気が僕にはなくて、

明日こそはと誓いを立てたのは地球最後の日五秒前の午後』

(『五秒前の午後』/SuperButterDogより)


ちょっと文脈的におかしいしシュールなフレーズだが、

そんな場面がすぐに想像できるとても映像喚起的な一節。

言語感覚がとても鋭いバンドなのだと思う。


#デビューアルバムにある『終電間際のバンジージャンプ』ってタイトルもすごいなと思う。




バタードッグの曲で多分一番有名なのは

『さよならCOLOR』なのではないかと思うけど、

こちらはバタードッグの中では異色のしっとりした名曲。


「ある場所から旅立つことはとても勇気や力がいるし、

いろいろなしがらみがある、

だけどずっとそこにいて君はいいの?

そこにいるのは楽をしいだけじゃないの?」

そんなようなことを語りかけられている気になる。


この曲が出たとき、

僕も丁度いろいろなことが変化する時期だったので、

非常に心にしみた記憶がある。


「僕をだましてもいいけど自分はもうだまさないで」

(『さよならCOLOR』/SuperButterDogより)


そんなフレーズに後押しされたことも少なからずあったように思う。



ボーカルの永積さんがハナレグミをやったりメンバー個々の活動が多いためか

ずっと活動を休止していたようだけど、

今年はいくつかイベントに出たりするらしい。


ハナレグミより断然バタードック派の僕としてはうれしい限り。

新作もぜひ作ってほしい。


SUPER BUTTER DOG
333号室


SUPER BUTTER DOG, 永積タカシ, 竹内朋康, 池田貴史
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