Spritで。。。迷う>_<
プリトヴィツェからいざ、アドリア海へ!
一気にドゥブロヴニクまで行くと5、6時間位かかるので、途中スプリットという港町に立ち寄りました。
パーキングエリアを見つけ、潮のにおいと波音だけを頼りにひたすら海岸を目指しました。
もうすぐそこだと思っていましたが、なかなか着きません。Wifiも繋がらなかったので、自分の勘を信じ細い路地を近道だと曲がってみたりするのですが、一向に海は見えて来ません>_<
そうこうしているうちに、冬は陽が沈むのも早いのでどんどん暗くなっていく。。。
現地の人に尋ねたのですが、イタリア語しか通じず、ジェスチャーでもなかなか伝わらない!そしたら、英語が話せる人に電話までしてくれて、なんて親切なんでしょう。
行きたいところがようやく伝わり、Mare!Mare!(イタリア語で海)と、一緒に路地をくぐり、やっとやっと着きましたー!!アドリア海!!
ですが、もう辺りはすっかり暗く、大きな豪華客船だけが光輝いていました。
スプリットは、ローマ皇帝ディオクレティアヌス宮殿がそのまま旧市街となった珍しい港街。
宮殿の基盤をそのまま活かし、その上に建物を増築していったため、古代と中世と現代が絡み合った不思議な街並みが魅力的!
いつのまにかお月さまが!
満月に照らされたスプリットの街並みは一段と美しい。
海岸沿いには、宮殿に増設したレストランが連なり、寒いテラスでもたくさんの人たちで賑わってました。
私たちもスプリットの海の幸や郷土料理、ブルデットなど堪能しました。
さて、そろそろ帰ろう!
が、
・・・駐車場、どこだっけ?
パーキングチケット!チケット!
は!車のサンバイザーに挟んできてしまった…
ま、まあ、どうにか帰れるだろうと、連れて来てもらった道の記憶を辿り戻ってみましたが、暗くて、似たような路地ばかり。いつのまにか同じところを3周くらい回ってる。。。
ど、ど、どうしよう。次第に焦りが込み上げてくる。
今の携帯は写真を撮った場所の位置まで出てくるんですよね!
すぐさま、道行く人を捕まえて、縋る思いで尋ねると、すぐそこだよ!と、またまた親切にパーキングエリアまで一緒に連れていってくれたのです。
1時間以上彷徨い続け、くたくたでしたので、安堵とともに人の優しさが心に染みました。
今まで訪れたことのない不思議な街並みは、足を踏み入れた直後からその魅力に圧倒され、自然と迷い込んでしまったのかもしれませんね。
スプリットの人たちの気さくな人柄と心の温かさも教えてくれました。
こちらがスプリットの街並み、通りで迷うはずです。
ご覧ください。迷路です。苦笑
池野浩子