歩いているだけで、あちこちからバイオリンの音色が聞こえてくる街、チェコ プラハ
中世の趣をそのまま残した、オレンジ屋根の石畳みの街並みは、けして華美ではない、歴史が染み込んだ美しさに、惹きつけられてしまいました。
中心を流れるヴルタヴァ川のように、人も時間も、静かに、そして穏やかに流れており、自然と心を許してしまう。カレル橋の上で、バイオリンの音色を聴きながら眺めてると、いつのまにか陽が暮れていた。とっても贅沢な時間。この上なく好き。そんな街。
フランツカフカも小説に行き詰まったとき、この橋の上から眺めていたのかな。。。
池野浩子