2023年12月求人数は、前月比で求人数は102.5%、
転職希望者数は87.7%というレポートが出ている。
前年の同月と比べると、
求人数は125.5%、転職希望者数は99.0%という
結果だった。
(資料はdoda 2023レポートより)
つまり、
企業の求人ニーズは増え、仕事を求める人材は
ほぼ変わっていないというトレンドだ。
慢性的な人材不足を課題に抱える企業は多い。
しかし、求職者は一定なので、現実は人材の
奪い合いになっている。
特に、優秀な人はかなり採りにくい状況であり、
さらに若い人を採用したい場合、若い人の人口が
減っているので、難易度が増す。
そこで企業は、募集記事で他社よりもいい条件を
掲載し、一人でも多くの応募者を集めるには、
他に何をアピールすればいいのか?と頭を抱える。
応募する側が気にしているポイントは
給与、休暇日数、福利厚生、また自宅からの距離
(通いやすさ)などの条件ばかりだ。
これでは、企業側が求める人材とギャップが広がる
一方なのだ。
しかし、「どのようにして、人材不足を克服するか」
企業側にすると、この問題に向き合うチャンスでもある。