池田美帆のココロもカラダも健康だいいち!   -18ページ目

池田美帆のココロもカラダも健康だいいち!  

4人の子育て真っ最中!
フィットネスコーチ
アドラー心理学勇気づけリーダー
池田美帆

こんばんは✨
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IORIの池田美帆です✨

ブログご訪問ありがとうございます!

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今日は、1号(長男)の中学校卒業式でした。
そう、義務教育終了です。
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朝、卒業式の受付で渡されたのは、
式次第と1通の手紙…
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そこには、つたない、けれど一生懸命に書かれた文字。

その瞬間に涙腺は崩壊。
直ぐには開けられず、うちに帰ってから読むことにしました。

式のあいだ中、思い出されるのは、長男の子育て。
最初の子で、妊娠も出産もわからないことだらけ。


おまけに、3歳で
『高機能自閉症』
と診断されました。

当時、発語が遅く、私の話や質問もおうむ返しし、他にもなんか気になることがあり、発達相談を受け、病院を紹介され、診断がついたのでした。

その時の私は、
原因がわかり、スッキリしたのを覚えています。

我が子が発達障がいと診断されたことに、スッキリ感があったのです。

そうとわかれば、この子にあったやり方をしたらいい。

そう思って子育てがスタート。
でも、うまくいくことばかりではなかった。

保育園のころ、こだわりが強く、
ルールの中で動けずに、運動会では他の保護者の『あの子が違うことして息子のチームが負けた』
という言葉に深く傷ついたことも。

14、5年前にはまだそんなに理解のなかった発達障がい。

周りにまずは理解してもらおうと、毎年新年度の保護者会では前に出て、こんな特性があって、こんなことがあります、こんなことが苦手です、
と説明したりしました。

小学校入学と同時に、週1回の通級がスタート。
在籍校をお休みするため、お友達がプリントを持ってきてくれたり、休んでいたところを教えてくれたり、先生もお友達も保護者の方々もみな理解してくださり、見守ってくれました。

中学校入学では、通級をどうするか、本人に選択させました。

『僕は、毎日集団の中にいると窮屈だから、週1回の通級は、僕にとってリセットできる時間なんだ。だから、中学校でも通級を続けたい。』
と。

結果、小学校から合わせて9年間、通級に通いました。仕事の合間を縫っての週1回の送迎も、私にとってはかけがえのない時間でした。

進路も自分で選び、決め、4月から好きなことを自由に学べる学校へと進学します。

あっという間の15年。
義務教育終了したから、ここからはどんどん親の手から離れていくんだなぁ。

でもね、なぜか心配や不安はあまりないのです。
彼に関わった大人が口を揃えて言ってくれます。
『こんなに素晴らしい子は、いないよ。』
『あの素直さはどこからくるんだろう。』
『しっかりした好青年だね。』

ん?
そうかなぁ⁇

なんて思っていたけど、今日すべてわかった。

卒業式から帰って、彼からの手紙を読んで。


僕は、発達障がいで産まれてきてよかった。
だからこそ、いろんなことが経験できたし、
できるようになったことがたくさんある。
産んでくれて、ありがとう。
と…


彼は、自分が発達障がいということをすべて受け入れていました。
すべて受け入れた上で、私たちに感謝を伝えてくれました。

私はこの手紙を読んで嗚咽しました。

発達障がいは、お母さんに責任はない。
そんな知識を得るまでは、
発達障がいとして産んだ自分を責めたこともあった。妊娠中の食べ物がわるかったのかとか、
〇〇しなかったからかとか。

でも、知識を得て、長男と向き合い、認め、見守ってきた今、長男の思いが伝わった瞬間に、

この子はもう大丈夫

と確信しました。


私はあなたに親にしてもらったの。


我が子ながら、誇りに思う。

あなたのお母さんでよかった。
あなたを産んでよかった。


ただでさえ、泣き虫なママを
今日は心ゆくまで泣かせてください。


ありがとう。




ikemiho