与那国民族資料館

与那国民族資料館

日本の最西端、国境の海にポッカリと浮かぶ与那国島にある私設資料館です。

私設与那国民俗資料館

8月5日(水)休館(豊年祭)

8月6日(木)10:00から14:00まで開いています

8月7日(金)10:00から14:00まで開いています

8月8日(土)休館

8月9日(日)休館

8月10日(月)10:00から14:00まで開いています

8月11日(火)10:00から14:00まで開いています

 

 

 

『アガンニ坂の幽霊』

 

夕まずめ時

仕事帰りにアガンニ坂を下っていると

背後に人の気配を感じる

人の気配はスバルカラティ(潮原の湧き水)まで続く

と誰もが言う

 

ある人は

人の気配を感じて振り返ると誰もいなかったと言い

またある人は

人の気配を感じて振り返ると

アガカタンナニ(紅型着物)を着けた与那国一の美女が立っていて

次の瞬間煙のように消えてしまったと言った

また

人の気配を感じないし

与那国一の美女に会ったこともないと言う者もいる

 

幽霊が見える人見えない人

死人が見える人見えない人

幽霊や死人が見える人は

「見させないでください」とパイパイ(拝み)する

幽霊や 死人が見えない人は

「一度でいいから見てみたい」とパイパイする

 

ただアガンニ坂の幽霊は誰かの縁者という訳ではなさそうだ

やがてスル(お盆)が来る

 

 

 

*この方は幽霊ではなく121歳の老人です(2026年8月5日豊年祭:演目ウブンダ)