もしもおれがお前だったら、今のおれに対してNOと言うかもしれない

おれには守るべき奥さんやら子供やらはおらんからな


守るべき物があるのに比例して、遠ざける物も出てくるだろう
それは国家かもしれないし、真実だったりするかもしれん


彼と彼は同じ人間じゃない。誰もがひとつでいっしょくたになれれば楽だと思うが、そうはならない。





もしまた会ったとしてだが、
奴に言ってやる言葉が見つかった

ただ皮肉なことに、奴が奴である限りはその日は来ないだろうということ。

でも奴を認めるしかない。

人の想像力は、自分から見て半径何メートルかに限られてるんだからな、
守るべきもんがあるならなおさらだろう


そしておれも、おれとしてでしか物を言えない。

人が平等である部分はそこしかない。
爪切りだけが趣味の人生。


野球みることだけが癒しの人生。


音楽をきくのが楽しみの人生。


それのどこがいけないというのだろう


おれはついこないだまで、
そういうものが短絡的に思えて嫌いだったが、



日夜働いて、ささやかな報酬を得る。

実はそれが生きるっつーことの真理かもしれん


何事を知らなくても、自分が何事に喜ぶかを知るほうが遥かに大事ってこと。


否定ばかりしてはいけない。


人はひとりで、そのひとりを他人は尊重しなければなるまい